昨日の試合を大差で勝利したキングスにとって、今日の試合は難しかった。前日3Pシュート成功率が60%をこえ、序盤から大量リードしたことでキングスのペースでゲームを展開できただけに、本日の試合でいかに3Pシュート以外の部分で得点を挙げることができるかが鍵となった。
注目の立ち上がり、昨日とスタメンをかえてきた横浜に対し、キングスは、田代と須田が立て続けに3Pシュートを成功させると、高さのミスマッチを生かしアイラがペイントエリアで得点を重ねる。2Qに入ると今度はディフェンスで流れを掴む。横浜の得点を8点に抑え、オフェンスでは岸本と津山が2本のアシストを記録するなどフリーの選手へ確実にボールを回し、着実に得点を重ねる。
後半、負傷退場したヒルトンの代わりに抜擢された渡辺がその穴を埋める活躍をみせる。このクォーター両チーム最多となる5本のリバウンドを記録し、チャンスメイクに成功。得点こそ16-17と、3Qは横浜にリードされたものの、最終Qは再びキングスペースへ。津山が好スティールを2本成功させ、横浜に反撃の機会を与えなかった。試合終了間際に2連続でシュートを決められたものの、終始キングスペースで展開され74対55で勝利。リーグ戦再開後の大事なアウェイ戦を連勝で飾った。