【試合レポート】キングス、ミスが続き痛恨の逆転負けを喫す
試合は終始、ホーム富山のテンポでゲームが進み、キングスは追いかける苦しい展開が続く。それでも厳しいマークに合いながらも喜多川が確実に得点を重ね、ガードの津山も積極的にシュートを放ち、チームをけん引する。4Qには逆転に成功し、キングスがリードを保つ場面もあった。しかし、リードを広げたい場面で得点を挙げることができず、逆に富山にチャンスを与えてしまった。キングス4点リードで迎えた残り8秒、ホームで勝利を挙げたい富山の気迫と会場の雰囲気に飲み込まれ、プレーが一縮してしまった。相手に3本のフリースローを与えてしまい、さらにスローインから痛恨のターンオーバーで富山に逆転を許した。ラストワンプレーでボールを放ったものの、そのまま試合終了。逆転に次ぐ再逆転で富山に敗戦となった。
後半戦最初の試合は、内容・結果ともに望むものにはなりませんでした。本日の敗戦は、 最後のシュートを決めた#11宇都、#30山崎の2人だけではなく、その前のプレーでキングスのミスを誘発したベテランの#9水戸にゲームメイクさせてしまったこと、序盤から続いた小さなミスが、苦しい状況をつくってしまったことが最大の要因です。目の前で「勝利」を逃してしまった事実を受け止め、残り29試合を勝ち抜くために前を向くしかありません。今日の試合で果たすことができなかった内容と結果を、明日の試合でしっかりと示せるように臨みます。