ゲームレポート

1クォーター

 佐賀とのレギュラーシーズン最終戦。#17 崎濱秀斗選手が2Pシュートを決め、#45 ジャック・クーリー選手が連続で得点を奪います。#18 脇真大選手がペイントエリアに切り込み2Pシュートで加点します。その後得点が停滞するも、#53 アレックス・カーク選手が2Pシュートを沈め、14-23で1クォーターを終了します。

 

2クォーター

 #53 カーク選手がダンクシュートを叩き込み、#17 崎濱選手が3Pシュートを射抜きます。#4 ヴィック・ロー選手が2Pシュートを連続で沈めます。#53 カーク選手がシュートを決めると、さらに#34 小野寺祥太選手がコーナーから3Pシュートを射抜きます。#12 ケヴェ・アルマ選手が3Pシュートを沈め、#47 平良彰吾選手が素早いドリブルから2Pシュートを決め切り、35-41で前半を終了します。

 

3クォーター

 #17 崎濱選手がスピードを活かしたドライブからレイアップシュートを決め切ります。#45 クーリー選手が2Pシュートを沈め、#34 小野寺選手が3Pシュートを射抜きます。#17 崎濱選手が3Pシュートを決め切り、53-61で3クォーターを終了します。

 

4クォーター

 #45 クーリー選手がボールを奪うと、そのままダンクを叩き込みます。さらに#45 クーリー選手が連続で得点を決めます。#10 荒川颯選手が3Pシュートを射抜き、#53 カーク選手が2Pシュートを沈めると、#10 荒川選手が3Pシュートを決め同点に追いつきます。続く#10 荒川選手が2Pシュートを決めリードを奪い、#45 クーリー選手が2Pシュートを決め切り、さらに#12 アルマ選手がダンクを沈めます。#27 ウィタカケンタ選手が2Pシュートを流し込み、85-76でレギュラーシーズン最終戦を勝利で終えました。

 

チームスタッツ

チームスタッツ

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試合後コメント

桶谷大ヘッドコーチ

 前半は相手のゾーンディフェンスに対して何をすべきかが明確にできておらず、選手たちがどのようにプレーすべきか迷っていたように感じました。ハーフタイムには、「迷いのあるプレーをしているようではチャンピオンシップで絶対に勝てない」、「今自分が迷いなくプレーできているかにフォーカスして欲しい」と伝えました。やはり大事なのは、自分たちが自信を持って迷いなくプレーすること。そして、ゾーンに対して外からのシュートだけでなく、積極的にインサイドを突くことでボールがより動き、リバウンドのチャンスも増えます。今日の試合でそうした感覚を掴めたのは、非常に大きな収穫でした。
 チャンピオンシップの島根戦に向けて、やると決めたコンセプトを試合の中で形にできるようになってきた点は、大きな前進です。次につながる実りのある試合だったと感じます。

#10 荒川颯選手

 前半はなかなか自分たちのバスケットボールを展開できず、ズルズルと相手のペースに押されてしまいました。ただ、ハーフタイムでやるべきことを整理し、まずは「自分たちのバスケットをしよう」と全員で話し合ったことで、後半は自分たちらしいプレーを取り戻すことができました。
 結果として勝利を掴めたのは嬉しく、何より見てくださっている皆さんに「やっぱりキングスのバスケットは面白い」と思っていただけるような内容だったと思います。勝利という結果を得ながらも、改善すべき点を見つけることができたので、島根戦までにしっかりと修正し、より良い状態で臨みたいと思います。

#45 ジャック・クーリー選手

 私の役割はチームが苦しい時間帯において、安定感をもたらすことだと思っています。しかし、第3クォーターまではなかなか試合にうまく影響を与えられず、少しもどかしさを感じていました。だからこそ、第4クォーターではオフェンスリバウンドやスティールを狙ったり、自分自身で流れを変えようという強い気持ちでプレーしました。
 チャンピオンシップではすべてがうまくいくとは限りませんし、簡単な試合は一つもありません。今日のように、苦しい展開の中でもチームとして諦めずに戦い抜き、逆転できたという経験は、今後に必ず活きると思います。島根戦までしっかりと準備を重ねていきたいと思います。