ゲームレポート

1クォーター

 名古屋ダイヤモンドドルフィンズとのチャンピオンシップクォーターファイナルGAME2、#45 ジャック・クーリー選手がゴール下で2Pシュートを決めると、#7 アレン・ダーラム選手の2Pシュート、#30 今村佳太選手の3Pシュート、#14 岸本隆一選手の3Pシュートで得点を重ねます。一進一退の攻防が続くも、インサイドで#45 クーリー選手の2Pシュートや、#9 渡邉飛勇選手がオフェンスリバウンドを奪い2Pシュートを決めると、アウトサイドからは#88 牧隼利選手、#4 コー・フリッピン選手が3Pシュートを決め、さらに#7 ダーラム選手が終了間際にチームとして6本目の3Pシュートを沈め、30-16で1クォーターを終了します。

2クォーター

 #7 ダーラム選手がドリブルでディフェンスを翻弄し2Pシュートを決めると、ディフェンスでは名古屋Dのタフショットを誘い得点を阻みます。#7 ダーラム選手のアシストから#15 松脇圭志選手が3Pシュートを決めると、#4 フリッピン選手のアシストから#88 牧選手の2Pシュート、#7 ダーラム選手の2Pシュートで得点し、リードを一時20点に広げますが、名古屋D #4 コティ・クラーク選手や#5 モリス・ンドゥール選手などの得点で9点のランを許します。しかし、#30 今村選手が連続で3Pシュートを沈め、#7 ダーラム選手も連続2Pシュートで加点し、52-33で前半を折り返します。

3クォーター

 #30 今村選手のロングパスから走っていた#34 小野寺祥太選手が2Pシュートを決めると、#7 ダーラム選手がゴール下で強さを見せ2Pシュートを沈めます。#30 今村選手が自身4本目の3Pシュートを決めると、#34 小野寺選手の冷静なアシストから#7 ダーラム選手が2Pシュートで加点。さらに#88 牧選手の3Pシュート、#4 フリッピン選手が巧みなペイントアタックで2Pシュートを決め得点を重ねます。#9 渡邉選手がディフェンスリバウンドを奪うなど名古屋Dに流れを渡さないまま、#4 フリッピン選手のアシストから#9 渡邉選手がダンクシュートを決め、73-50で最終クォーターへ。

4クォーター

 開始直後、名古屋Dに連続得点を許すも、#9 渡邉選手がディフェンスリバウンドを奪い、#4 フリッピン選手、#1 ジョシュ・ダンカン選手の2Pシュートで得点を重ねます。その後、ミスから失点し苦しい時間帯になるも、#45 クーリー選手の2Pシュート、#7 ダーラム選手がリバウンドで粘り2Pシュートとバスケットカウントワンスローを沈めます。追撃を続ける名古屋Dは、 #11 須田侑太郎選手が連続で3Pシュートを決め残り24秒でリードが1桁になるも、キングスはその後獲得したフリースローを冷静に沈め、クォーターファイナルGAME2を92-81で制し、セミファイナル進出を果たしました。

チームスタッツ

チームスタッツ

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試合後コメント

桶谷ヘッドコーチ

 昨日からの修正として、3Pシュートを簡単に打たせないことを徹底したことから、チームとして流れが作れ、総じてチームとしていいゲームができたと思います。名古屋Dさんは怪我人も抱えるなかで、最後までファイトするチームで、その素晴らしいチームに対して2連勝できたことを嬉しく思います。責任を持って、次もしっかり勝っていきたいと思います。

#7 アレン・ダーラム選手

 チームメイトにファールトラブルがあった中で、今日の自分の役割は得点面だと思いましたので、オフェンスで貢献できてよかったです。レギュラーシーズンで積み重ねたことをチャンピオンシップの結果に繋げられるよう、チームとして引き続き集中して準備をしていきたいと思います。沖縄アリーナに来てくれたファンの皆さまのエナジーは素晴らしく、ディフェンスでも、オフェンスでもチームの集中力を高めてくれました。セミファイナルでも熱い声援を送っていただけたら嬉しいです。

#14 岸本隆一選手

 試合全体を通してディフェンスを徹底できたことがよかったと思いますし、試合に出る選手全員がディフェンスから入って、決めるべきシュートを決め、それぞれが自分の仕事をできたゲームだったと思います。チャンピオンシップの結果は、レギュラーシーズンの勝率とは関係ないので、何が起きるかわからないという心構えを持ってセミファイナルに臨みたいと思います。1番の武器はホームコートアドバンテージだと思うので、試合を通してバスケットボール以上の力を生み出せるように戦っていきたいと思います。