ゲームレポート
名古屋ダイヤモンドドルフィンズのアウェーに乗り込んだキングスは70対66で勝利し連敗を止めました。
4月21日の沖縄アリーナでの対戦では、名古屋にブザービーターを決められ惜敗したリベンジに燃えるキングスでしたが、チャンピオンシップ出場にまだチャンスのある名古屋のエナジーに開始直後から苦しいシュートを打たされます。なかなか得点できないキングスは序盤で流れを失い劣勢に立たされます。得点が滞る我慢の時間帯も#3並里成選手の連続得点でなんとか繋ぐ苦しい状況に。1クォーター何本もシュートを打ち続けるもキングスは10点までしか得点が伸びず、名古屋に完全に主導権を握られます。
#45ジャック・クーリー選手がインサイドで得点すると、#13ドウェイン・エバンス選手がミドルジャンパー、#88牧隼利選手がファストブレイクからのレイアップなどを決め、点差を縮めるべくチーム全員で反撃に出ます。キングスはシュート精度がなかなか上がらない中、#45クーリー選手を中心に全員で泥臭くリバウンドに絡み我慢強く攻め続けます。#24田代直希選手がスティールしボールを奪うとディフェンスから徐々にリズムを取り戻し、#30今村佳太選手が3Pシュートを沈め反撃の狼煙をあげます。
その後も#45クーリー選手のインサイドプレー、#3並里選手のジャンプシュート、そして#30今村選手がここで欲しいという場面で3Pシュートを再度沈め、キングスが名古屋の背中を捉えます。
最終クォーターに入ると、キングスの堅守が力を発揮します。名古屋に苦しいタフショットを打たせリズムを狂わせると、#30今村選手が4本目となる3Pシュート、更に#13エバンス選手がジャンプシュートを決め同点。ハードに守り続け約5分もの間、名古屋を0点に抑えるなど、キングスはチームエナジーを全面に出し全員で戦います。#45クーリー選手、#3並里選手、#30今村選手が加点するも名古屋も意地を見せ得点し、シーソーゲームになり最後の最後までもつれます。
残り22秒で#13エバンス選手がリバウンドを奪い自ら得点し逆転。更には#30今村選手が意地でリバウンドを保持し、粘る名古屋の得点を4クォーターはわずか9点に抑え勝利。前回のリベンジを果たしました。
明日も同じく名古屋ダイヤモンドドルフィンズと15:05よりアウェー戦を戦います。バスケットLIVEからの応援をよろしくお願いします。