MENU
HOME > スケジュールレポート_戦評 > 220504_千葉戦評

ゲームレポート

 名古屋でアウェーの戦いを終えたキングスは、前年度リーグチャンピオンの千葉ジェッツをホーム沖縄アリーナに迎えました。千葉とは2/9(水)天皇杯セミファイナル以来の対戦となりました。
  キングスは、#14 岸本隆一選手の3Pシュートで先制します。その後も古巣との対戦に闘志を燃やす#4 コー・フリッピン選手がレイアップ、ジャンプショットを連続で決めると、#13 ドウェイン・エバンス選手も続き、9点のランで幸先の良いスタートを切ります。その後は、千葉も巻き返しを図りますが、#4 フリッピン選手が気迫あふれるプレーで得点を重ね、このクォーターの残り4分ですでに10得点をあげます。その後も#30 今村佳太選手の3Pシュートや、全員での強度の高いディフェンスを展開し良い流れで試合を進めます。しかし千葉も徐々に追い上げを見せて、キングスはムーニー選手や赤穂選手の3Pシュートなどでじわじわと差を詰められてしまいます。
 1クォーターを21対20の1点差のリードで終えたキングスは、開始早々に相手のフリースローで逆転を許しますが、#13 エバンス選手がすかさず決め返し、再びリードを奪います。するとゴール下で粘りを見せた#2 小寺 ハミルトンゲイリー選手のシュートや#13 エバンス選手の連続得点でリードを伸ばしていきます。千葉も着実に得点を重ねて差を縮めようと試みますが、逆にキングスはボールをよく動かしながら#30 今村選手の3Pシュートや、激しいディフェンスから奪ったボールを#45 ジャック・クーリー選手の力強いシュートを決めてリードを保ちます。その後も千葉の攻撃を凌いだキングスは、前半を45対32の13点差で折り返します。
 #3 並里成選手と#13 エバンス選手が連続の3Pシュートで幕を開けた後半は、その後も#30 今村選手が3Pシュートを沈めるなど長距離砲の連続攻撃でキングスは得点を伸ばします。残り4分で20点のリードを奪ったキングスは、優位に試合を進めます。その後もキングスは#32 満原優樹選手の得点や高い集中力を保ったプレーを続けますが、千葉も意地を見せ10点差で勝負の4クォーターに突入します。 
 開始早々にキングスは千葉の猛攻にあいますが#34 小野寺祥太選手の3Pや#30 今村選手の冷静なシュートで必死に千葉の追い上げを凌ぎます。両チームの意地がぶつかりあう目が離せない展開を、Bリーグのクラブ主管試合で新記録となった8,263人の観客も固唾を飲んで見守ります。キングスは9点差で迎えたオフィシャルタイムアウト明け、#13 エバンス選手がこの日4本目となる3Pシュートやバスケットカウントを決めるなど奮闘し、チームを盛り立てます。千葉も勝利を諦めずにじわじわと得点差を縮めてきますが、最後まで集中を切らさずリードを全員一丸で守り切ったキングスが、満員の沖縄アリーナで勝利を収めました。
 キングスは、この後5/7(土)5/8(日)に広島ドラゴンフライズとレギュラーシーズン最終節をホーム沖縄アリーナで戦います。そして、いよいよ5/13(金)からは、チャンピオンシップクォーターファイナルに臨みます。頂点を目指して団結の力で全力で戦うキングスへの応援をよろしくお願いします。