沖縄市スポーツ協会主催 バスケットボールクリニック開催のご報告
ホームタウン沖縄市内の小・中学生を対象に午前の部と午後の部の2部に分け実施され、午前の部では、キングスユースコーチ、キングスアカデミーコーチが参加、午後の部にはトップチームから#8 植松義也選手と#15松脇圭志選手、練習生のウィタカ・ケンタ選手、コーチからは森重 貴裕アシスタントコーチ、穂坂 健祐アシスタントコーチ、畝挟 孝洋ストレングス&コンディショニングコーチが参加しました。
午前の部では小学生55名が参加し、シュート、ドリブル、パスの3つのグループに分かれ時間内でローテーションを行い、主に小学生のうちに身につけてほしい技術について、それぞれのコーチと共に練習メニューに取り組みました。
与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチによるパスの練習では、相手にパスを届けるために相手の名前を呼ぶ声のコミュニケーションと、状況に応じたフェイクやパスの使い分けを指導しました。また、末広朋也キングスU15ヘッドコーチによるシュートの練習ではまっすぐボールを飛ばし、早くシュートを打つ技術を学び、シュート率の向上を目指した練習メニューに取り組みました。
子どもたちは集中した様子でコーチ陣の言葉を吸収しながら、自信がついた場面や仲間の成功体験には喜ぶなど、限られた時間の中でも楽しんでいる様子が伺えました。
午後の部では中学生75名が参加し、練習の初めには畝挟ストレングス&コンディショニングコーチの指導のもと体づくりに必要なトレーニングを行いました。キングスの選手が日々のトレーニングで行うメニューの中から子どもたちも実践しやすいトレーニングを行い、競技者としての体づくりの重要性を学びました。
また、穂坂アシスタントコーチの指導のもと、ドリブルやパスなどのバスケットボールにおいて基礎的な技術の練習を行い、バスケットボールをプレーする上で重要な基礎の向上を図りました。
コーチ陣の指導のもと行われたパスの練習では、相手の進行方向や相手が取りやすい位置を予測してパスを出すリードパスや、声を掛け合い相手に自分のやりたいプレーを伝えることの重要性を学ぶメニューに取り組みました。また、4つのグループに分かれて、シュートを打ち続ける練習では、チームメイトとの競争の中で、個人のプレーに集中しながらも、お互いに声を掛け合い切磋琢磨し合う姿も見られました。
練習中は、トップチームから参加した#8 植松選手や#15 松脇選手、練習生のウィタカ選手が子どもたちに寄り添い、分からないところがあると、声掛けや実際に手本を見せました。
最初は緊張して周りの他のチームの選手たちや、キングスの選手とコミュニケーションを取ることが出来なかった子どもたちも、練習を進めるにつれ緊張もほぐれチームの垣根を越えて会話し、和気あいあいとした雰囲気で練習を楽しむ姿が見られました。
参加した子どもたちからは、「教えてもらったポイントを意識して練習したら3/3本シュートが入るようになった!」、「キングスの選手が取り組んでいるような練習が知れてよかった。」など、嬉しい声を聞くことができました。
沖縄バスケットボール株式会社では、「沖縄をもっと元気に!」の活動理念のもと、沖縄県のバスケットボールの更なる発展に寄与できるよう邁進して参ります。
主 催:沖縄市スポーツ協会
協 力:沖縄バスケットボール株式会社
会 場:沖縄市体育館
日 時:2024年7月29日(月)
▽仲田 七海さん/ コザ中学校
最初に行った、体をほぐすトレーニングが思った以上に難しくて、今まで筋肉の使い方をあまり理解していなかったけど、今回その部分がバスケットボールをする上で大事だということが分かりました。
練習がすごく楽しかったし、キングスの選手たちと近くで関わることが出来て嬉しかったです。
ドリブルや体幹など、すごく大事なことを教えてもらったので、自分たちのチームに戻っても一つ一つ意識しながら練習を頑張っていきたいと思います。
▽#15 松脇圭志選手コメント
久しぶりに子どもたちと触れ合える機会に参加して、本当に楽しかったですし、僕が中学生だった頃を思い出しました。プロでも使うような、基本的なパスやドリブルの練習メニューだったので、基礎が大事になるということを意識して教えました。未来がある子どもたちばかりだったので、将来一緒にプロの世界でプレーできたら嬉しいですし、あの時に一緒に練習した子がプロになったと聞けたら嬉しいので、ぜひこれからも頑張って欲しいです。