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【試合レポート】 注目のBリーグ開幕第2戦

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 歴史的開幕戦を迎えた昨夜、キングスは、個人の能力・チーム力で高いポテンシャルを発揮するアルバルクに対し、苦戦を続けられた。しかし、最後まで下を向かずボールを追いかけ続け、最後の最後までわからない展開へ持ち込む事ができた。連勝を狙うアルバルクと、リベンジに燃えるキングス、両チームの思いがこもったプレーに注目が集まった。

 キングスは試合開始直後から窮地に立たされる。昨夜の敗戦から燃える気持ちとは裏腹に、放つシュートがことごとくリングに嫌われる。5分以上無得点のままゲームが展開される。それでも必ず来るチャンスのために、チーム全員でアルバルクのオフェンスを止め、失点を最小限に抑える。金城選手の得点でようやく息を吹き返したキングスは、田代選手の3Pシュート、岸本選手のジャンパーと徐々に得点を重ね、インサイドでは大宮選手やマクヘンリー選手がシュートブロックからリバウンドまで泥臭いプレーを続けた。エンジンがかかったキングスと、冷静に得点を挙げるアルバルクの力が均衡した展開が続く。

 3Qに入るとキングスの目指す動き続けるバスケットが展開される。金城選手のドライブに、チームメイトが合わせ得点を挙げる。さらにボールを保持する岸本選手が、相手ディフェンスを振り切りリングへ走る金城選手へ見事なアシストパスを与え、3点プレーとなるバスケットカウントを演出。ビックプレーで勢いに乗りたいキングスに対し、アルバルクはオフェンス・ディフェンスともにギアを上げ、すぐさま主導権を握り返した。終盤になっても、ディフェンスでアルバルクの猛攻を耐え忍んだものの、刻々と時間が過ぎていき、反撃及ばず53対74で敗戦。

 Bリーグ開幕戦は、2敗と厳しいスタートとなりましたが、敗戦の中から次につながる兆しが見つかりました。波多野選手のガッツあるプレー、田代選手の思い切りのよいシュートなど、新加入選手のポテンシャルに期待が持てる場面がいくつもありました。連敗となりましたがシーズンは始まったばかりです。残り58試合のレギュラーシーズン、1試合ずつ成長し「あの敗戦がキングスを成長させた」と皆様に思っていただけるよう努力し、今日よりも明日強くなれる様に戦い続けます。
 

琉球ゴールデンキングス 53-74 アルバルク東京

1Q:4-16

2Q:13-16

3Q:21-22

4Q:15-20

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