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【試合レポート】チャレンジャーとして臨んだシーホース三河戦

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 ここ数試合キングスは、自分たちの殻をなかなか破ることできず、苦戦を強いられていた。西地区首位シーホース三河との対戦は、気持ちをリセットし、チャレンジャーとして臨んだ。

 開始から三河が連続得点をあげ、ゲームの主導権を握る。対するキングスも金城の得点、岸本のバスケットカウントで10対11と、三河のリードを縮める。しかしキングスのシュートミスからリバウンドを得た三河が、速攻からの展開で次々に得点を重ねる。1Qだけで17対34と17点のリードを三河に許してしまう。流れをかえたいキングスは、山内をコートへ送り出す。その山内はオフェンスで7得点をあげ、ディフェンスでも良い流れをもたらす好スティールをみせ、期待に応えた。2Qに入り、キングスのディフェンスが機能し始め、三河の展開を止めることに成功。その間、オフェンスではマクヘンリーが積極的にリングへアタックし連続で得点をあげる。互角の戦いをみせた2Qで点差を縮め、44対57で前半を終えた。

 後半、先手を取ったのはキングス。岸本の3Pシュート、マクヘンリーのジャンパーで5点を先取し、三河のリードを8点差までに詰め寄る。この勢いそのままに展開していきたい場面であったが、首位三河はそう甘くなかった。キングスが得点で伸び悩む間、内外とキングスに的を絞らせないオフェンスで次々に得点をあげる。この日最大となる24点のリードを許してしまう。後がないキングスは、テリーが相手ディフェンスを恐れず積極的にアタック。これが相手のファールを誘いフリースローで着実に得点。またアウトサイドからは、岸本・喜多川の3Pシュートが決まり、リードする三河を攻め立てる。ディフェンスでも、津山が三河のガードに対しプレッシャーを与え続け、8秒バイオレーションを奪った。終盤で追い上げをみせたものの、三河のリードを返えすことはできなかった。88対100でキングス敗戦。

 チャレンジャーとして臨んだ本日試合、敗戦したものの最大24点リードを許した状況でも、諦めることなく最後まで攻める姿勢を崩さなかったことは、明日につながるプレーだったと言えます。試合後のインタビューで岸本選手は「自分たちが消極的になっている時、三河に簡単にやられていた。逆に自分たちが積極的にプレーしている時は、キングスのペースでバスケットができていた。」と敗戦の中から手応えを感じていた。11月に入り、オフェンス面で苦しむ時間帯が多かったキングスにとって、厳しいマークに合いながらも岸本がチームトップの18得点、喜多川が14得点をあげ、各選手の復調がみられことは明るいニュースです。またチームへ加入して4試合目のテリー選手も16得点(4Qだけで14得点)をあげるなど、新たなオプションが増えてことは、残り試合に向けて大きな収穫です。
 今日の試合で得た収穫と反省を生かし、明日の試合も同じくチャレンジャーとして首位シーホース三河と対戦します。引き続きキングスへの応援、よろしくお願いします。

 

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
琉球ゴールデンキングス 17 27 20 24 88
シーホース三河 34 23 27 16 100


#14 岸本 18PTS 
# 7  テリー 16PTS 5RBD
#31 喜多川 14PTS
# 5  マクヘンリー 11PTS 7RBD 4AST
#34 ハミルトン 10PTS 4RBD

 

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