【試合レポート】残り0.1秒・劇的なブザービーターで逆転勝利
まさに劇的な試合展開となった。ここ数試合復調の兆しをみせる岸本がこの日もアグレッシブにプレー。3Pシュートに加え、リングへ果敢にアタックを仕掛け立ち上がりのチームをけん引。ディフェンスでも名古屋のボールマンに対してプレッシャーを強め、チャンスを作り出す。攻守で良いリズムを作り出したキングスが前半を13点リードで終える。
しかし後半に入ると、ベテランガード#0 石崎にゲームをメイクされ、名古屋ペースで展開される。それでもキングスは、タフな場面で喜多川、テリーがシュートを成功させ、3Q終盤には田代の3Pシュートが決まり最終Qへ突入。「アウェイの雰囲気に飲み込まれてしまった」と伊佐HCが語ったように、プレーが消極的になってしまい、名古屋の猛追にあう。残り2分までリードを保っていたものの、名古屋に豪快なダンクシュートを披露され、遂に逆転を許してしまう。それでも残り7秒には田代が強気にドライブを仕掛けフリースローを得る。田代のフリースローで再び1点をリードしたものの、すぐさま名古屋に得点を許す。窮地に追い込まれた状況の中、ハーフコートでボールを受けたハミルトンが遠い位置から3Pシュートを放つ。ボールはブザーと同時にリングへ吸い込まれ試合終了。最後まで諦めることなくプレーを続けたキングスが劇的な勝利をおさめた。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 25 | 18 | 18 | 16 | 77 |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | 18 | 12 | 24 | 21 | 75 |
#7 テリー 23PTS 4RBD
#34 ハミルトン 15PTS 7RBD 5AST
#31 喜多川 14PTS
#14 岸本 10PTS 5RBD 4AST