【試合レポート】千葉の猛攻を止めきれず、キングス敗戦
劇的な勝利をおさめた名古屋戦から3日後で迎えた本日の試合。東地区3位ながら、オールジャパンで初優勝を果たした千葉ジェッツとの対戦は、1つのミスで点数が大きく動く展開となった。
開始5分間は、キングスと千葉、互いに3Pシュートをはじめ点数を入れ合う。しかし、千葉の絶対的司令塔#2富樫が巧みなボールハンドリングからみせるドリブル、パスでキングスディフェンスをかき乱し、ゲームの主導権は千葉へ。攻守の切り替えを早める千葉に対し、防戦一方のキングスは、オフェンスで消極的になりミスが立て続けに生じる。2Q開始には4分間ノーゴールともがき苦しみながらも、喜多川、津山の3Pシュートで踏ん張りをみせる。
後半に入っても千葉は攻撃の手を緩めず、速攻からの得点でリードを30点まで広げる。負の連鎖を断ち切りたいキングスは、マクヘンリーのバスケットカウントプレー、好ディフェンスから田代の速攻で繋ぐ。最終Qに入ると、これまで消極的だったプレーから一変し、本来の積極性を取り戻す。岸本を中心に、ウイングを走る津山が2本の3Pシュート、田代は相手のファウルを誘い5本のフリースローを獲得するなど、最後まで攻めることをやめなかった。しかし、序盤の点差が大きく響き、追いつくまでに至らず71対89で敗戦となった。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 13 | 18 | 14 | 26 | 71 |
千葉ジェッツ | 25 | 19 | 25 | 20 | 89 |
#31 喜多川 13PTS
#13 津山 11PTS
# 5 マクヘンリー 11PTS 9RBD 3AST 2STL
#14 岸本 10PTS 2AST 2STL
#34 ハミルトン 10PTS 6RBD 5AST