【試合レポート】運命の一戦に勝利し、CS出場を決める!
昨日の大逆転勝利から一夜が明け、CS出場権はシーズン最終戦に勝利したチームが進出できる状況の中、運命の決戦がスタート。試合開始前から、会場で応援するファンから「Go Go Kings!」が鳴り響き、選手たちをコートへ送り出す。その声援に応えるかのように、立ち上がりからキングスが主導権を握る。岸本の3本を含む、チームで5本の3Pシュートを成功させ、1Qを12点リードで終える。しかし、勝ちたいと思うのはキングスだけではなく大阪も同じ。インサイドを中心に攻められ、2Qは大阪のペースげゲームが進む。キングスのリードは2点差まで詰め寄られ前半を終えた。
3Q中盤まで、両チームが得点を入れ合うシーソーゲームが続き、点差が離れない拮抗した状態が続く。なかなか得点できず、重苦しい状況をベテランの金城が打破する。激しくプレッシャーをかける大阪のディフェンスを冷静に判断し、2連続で得点をあげチームに流れを呼び込んだ。勝負の最終Q、岸本のドライブでリードを10点に広げ、主導権を握ったようにみえたが、大阪の反撃にあい残り3分をきったところで3点差まで追い上げられてしまう。それでも、選手と同じく戦い続けるファンの声援がキングスの背中を押し、また大阪にプレッシャーを与える「6番目の選手」としてチームを支え続けた。1つのターンオーバー、シュートミスが許されない緊迫した状況の中、テリーが高確率のシュートを連続で決め、この日スタメンに抜擢された渡辺が大事な場面でオフェンスリバウンドを取り、勝利を一気に手繰り寄せた。一矢報いたい大阪はファウルゲームを仕掛けるものの、キングスは冷静にプレーを続けた。最後は大きな歓声、拍手が鳴り響くなか試合終了のブザーを待ったキングスが、シーズン最終戦にしてCS出場の切符を手に入れた。キングスの試合終了と同時に、Bリーグ2016-17シーズンのレギュラーシーズン全日程が終了し、CSへ出場する8チーム全てが出揃った。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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琉球ゴールデンキングス | 26 | 15 | 16 | 23 | 80 |
大阪エヴェッサ | 14 | 25 | 10 | 23 | 72 |
# 7 テリー 27PTS 4RBD
#14 岸本 18PTS 5RBD 5AST
# 5 マクヘンリー 16PTS 4RBD 5AST 4STL