キングス、辛抱強くプレーし大阪に勝利!
ティップオフ直後からキングスはターンオーバーを多発、オフェンスリバウンドを3連続で許すなど、酷いプレーばかりが目立つ。そんな中でも実直にディフェンスを頑張り続け、13-12で1Qを終える。
2Qは須田の連続スコアで始まり得点が伸びるかと思われたが、そこから得点がぴたりと止まる。ロースコアの展開が続く中、佐々ヘッドコーチが岸本と田代をコートに戻すとオフェンスがようやく躍動し始める。ブラウン、岸本の連続スリーポイントがネットに沈み残り3:57で28-17。ここで大阪は前半2度目のタイムアウト。前半のターンオーバーが12と自滅的な展開だったものの、32-22ハーフタイムを迎える。
後半開始から、田代が連続8点を挙げオフェンスを牽引する。岸本も代名詞の超ロングスリーで続く。大阪がゾーンディフェンスに切り替えたポゼッションで今度は石崎がスリーを決め、堪らず大阪タイムアウト。さらにタイムアウト明け、石崎が絶妙なアシストでヒルトンのAND1をお膳立て。自らのレイアップ、スティールからアイラへのアシストと変幻自在のプレーで大阪ディフェンスを粉砕。3Qを26-13(58-35)とし、勝負を決定的にした。4Qは大阪のプレスに手を焼くも主導権を渡さず、72-53で勝利。
試合を通じて高確率でショットが成功したこともあるが、試合序盤、ギブソンに的を絞ったディフェンスが的中し、前半4点に抑えた事が大きな要因となった。 しかし、それ以上に自滅しそうなゲーム展開を、メンタル的に辛抱強くプレーし続けたことが大きな勝因だった。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 13 | 19 | 26 | 14 | 72 |
大阪エヴェッサ | 12 | 10 | 13 | 18 | 53 |
#24 田代 17PTS 4RBD
#14 岸本 13PTS
#33 アイラ 11PTS 11RND