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琉球ゴールデンキングス

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[結果] 最後まで諦めないキングス、あと1勝に泣く

 キングスは、セミファイナル第3戦はキングスが60対72で東京に破れ、ファイナル進出まであと1勝というところでシーズンを終えました。

 ファイナルをかけた大一番の緊張を吹き飛ばすかごとくスタート直後からキングスはディフェンスをハードに仕掛け、東京のミスを誘発するとそのリズムでオフェンスの攻撃の弾みに繋げました。#3並里成選手のジャンプシュート、#33アイラ・ブラウン選手が強烈なダンクを叩きつけます。シーソーゲームの展開で第1クォーターの終了間際、♯1橋本竜馬選手のブザービートの3ポイントシュートが決まり、序盤からキングスはエンジン全開です。さらに#14岸本隆一選手が巧みなドライブを決めて点差を広げ始めると、東京はエースにボールを集め反撃に出ます。攻守が目まぐるしく変わり、エナジーとエナジー、意地と意地のぶつかり合い激しい試合となりました。

 後半はキングスがリードを許すもハードワークを続け、東京から24秒オーバータイムを誘発し、#51古川孝敏選手から#44ケビン・ジョーンズ選手へアシスト、重苦しい空気を破るダンクを叩き込むと、#24田代直希選手が連続3ポイントシュートを決めて流れを引き寄せました。終盤、キングスは得点につながらない苦しい時間帯が続く中、東京が加点しリードを徐々に広げていきました。

 キングスは試合終了のブザーの鳴る瞬間まで誰一人諦めることなく果敢に戦い抜きましたが、惜しくもファイナル進出にわずかに手が届きませんでした。試合終了ブザーと同時に激しい3試合を戦ったルカ・パヴィチェビッチ ヘッドコーチと佐々宣央ヘッドコーチが固く抱き合いお互いの戦いを讃えあった姿が、まさにこのキングス対東京の激闘3試合を物語っていました。

 幾たびも崖っぷちに立たされても、最後まで諦めないキングスですが、2018-2019シーズンは東京の壁を突き破ることができず、CSセミファイナルを1勝2敗で終えました。

 琉球ゴールデンキングス一同より、キングスを応援していただいた皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。


      1Q  2Q  3Q  4Q
琉 球   18   6    15   21 | 60
東 京   17  21   16   18 | 72


#12 エアーズ 12点 4リバウンド
#33 ブラウン 11点 6リバウンド
# 1 橋本 10点 3アシスト