[結果]キングスが緊迫した接戦で勝利!
宇都宮市で行われました宇都宮ブレックスとのプレシーズンゲームは、ラストプレーで勝負が決し、キングスが80-78のスコアで勝利を収めました。プレシーズンゲームではありましたが、レギュラーシーズンを思わせるほど、両者の意地がぶつかり合った好ゲームとなり、手に汗握る接戦となりました。
試合序盤、キングスの激しいプレッシャーが相手オフェンスのリズムを崩し、スティールからの速攻で流れを掴みます。#3並里成選手のスティールからの速攻、更には#34小野寺祥太選手が3ポイントシュートや自らのスティールからのワンマン速攻などで得点を重ねて流れを掴みます。それでも宇都宮は中盤に#9遠藤祐亮の連続3ポイントシュートで息を吹き返すと、そこからは一進一退の攻防を繰り広げます。
2クォーターは#32満原優樹選手がキングスのオフェンスを牽引していきます。ファストブレイクや3ポイントシュートなど3連続スコアをメイクして相手に流れを掴ませません。しかし、宇都宮は大黒柱の#22ライアン・ロシターにボールを預けていくと、一気に点差が縮まります。
最終クォーターになっても両者譲らず、何度もリードがチェンジする展開となってお互いに我慢しながらゲームクロックが進んでいきます。キングスは並里を中心にゲームを展開していきますが、ここで#2福田真生がチームを救うリバウンドを奪い、そして小野寺が素晴らしいディフェンスを見せてゲームの流れを掴もうと我慢強く戦います。一進一退の攻防を繰り広げる中、ゲームは大きなハイライトを迎えます。まずは小野寺がリバウンドの際にボールをティップして並里の手に渡ると、並里がそのまま積極的に3ポイントシュートを決めてキングスが逆転します。しかし、宇都宮も試合残り4秒で遠藤がドライブから得点をあげて同点に追いつきます。キングスはすぐさまタイムアウトを請求し、ラストプレーをアレンジします。サイドラインから並里にボールが渡って、そのままドライブで相手ディフェンスを抜き去り、ベースラインからレイアップを華麗に決めて大接戦は決着しました。
キングスは、アーリーカップ関西参戦、
1Q 2Q 3Q 4Q
琉 球 17 19 18 26 | 80
宇都宮 18 14 19 27 | 78
#34 小野寺 16点 3アシスト
#3 並里 15点 7アシスト 6スティール
#4 ブルックス 13点 7リバウンド
#32 満原 11点 2アシスト
#2 福田 4オフェンスリバウンド(チーム最多)