熊本地震から4年を経て
2016年4月14日の前震、同16日の本震と、熊本県を中心に起こった震災から4年の歳月が経ちました。被災された皆さまへお見舞い申し上げます。
熊本県では復興への歩みは続いており、今もなお、困難な状況にある方々も少なくないと思います。また、現在、目に見えない不安に世界が覆われる中、一人ひとりが様々な思いを持ち、日常を取り戻すため必死に戦っているのではないかと思います。
琉球ゴールデンキングスは、さらなる復興をお祈りするとともに、希望や復興のシンボルとして活動をし続けていた熊本ヴォルターズのように、苦しい時こそ、スポーツの力で皆さまへ元気をお届けできるよう努めてまいります。
2016-2019シーズンに熊本ヴォルターズに在籍し、現在はキングスに所属する#2 福田真生選手のコメントをご紹介いたします。
#2 福田選手コメント (2016-2019 熊本ヴォルターズ所属)
私は、熊本地震が発生した2016年に熊本ヴォルターズへ入団しました。熊本に住み始めて数日後には被災地に足を運び、震災の爪痕が残る現場を目の当たりにし、ショックを受けたことを覚えています。当時、地元住民の皆さまもヴォルターズの試合を楽しみにして会場へ応援しに来てくださったり、テレビで取り上げられたりするなど、「復興のシンボル」として活動している事を肌で感じていました。震災で被害に遭い、辛く苦しい状況だったにも関わらず、熊本の皆様は、本当に温かく自分たちのことを応援してくれて元気をもらいましたし、”一緒に復興を頑張っていこう”という気持ちを強く持つことができました。
熊本での3年間は、周りの方々に本当に支えていただきましたし、また、自分のプレーがその方々へ勇気や元気を与えることができたと感じました。プロスポーツ選手としても、人としても成長できたと思っています。