KINGS TOP INTERVIEW 全保連株式会社
迫幸治 全保連株式会社 代表取締役社長執行役員(写真 右)
白木享 沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役社長(写真 左)
琉球ゴールデンキングスを応援して頂いているオフィシャルパートナーの会社代表に迫る「KINGS TOP INTERVEIW」。
その第一弾として、キングス2年目の2008-09シーズンから今季で16年目となるパートナーシップを結び、さらに創設22年の今年10月25日に、東京証券取引所スタンダード市場へ上場し、さらなる高みを目指す全保連株式会社の迫幸治 代表取締役社長執行役員に、キングスそして沖縄への熱い思いを語って頂きました。
●沖縄から戦っていく姿に共感
--お互いの第一印象を聞かせて下さい。
迫:
今は印象が変わりましたが、最初はこんなにフレンドリーだとは思っていませんでした(笑)
とても難しそうな人、固そうな人だなぁと思ってしまった。でもお話しして、高みを目指す姿にとても共感しました。私自身常に一番にこだわっているので、一番を目指す人とは波長が合うんだろうと思っています。
白木:
とても緊張したのを覚えています(笑)
これまで沖縄出身の優秀な経営者の方々にも多くお会いしてきましたが、県外出身の経営者で、これまで沖縄のことを思ってやっていただいている経営者には出会ったことがございませんでした。沖縄から県外、世界へ挑戦をしていく企業はまだ少ないですが、今後、全保連様を模範にチャレンジする企業が増えていくと思います。我々も先日発表した『沖縄を世界へ』のビジョンを掲げて世界を目指して挑戦していきます。
--全保連とキングスがパートナーを組んだ経緯について、改めてお聞かせ願えますか?
迫:
キングスの創設時は、「沖縄にバスケチームができたんだ。初年度は最下位という結果だったんだ」と存在を少し知っていたくらいでした。キングスが2年目(2008-09シーズン)の時に、前社長の木村達郎氏が私のところに来られて、『沖縄をもっと元気に!』という活動理念とともにスポーツに対する熱い想いを伝えていただきました。業界は違えど、沖縄から出たチームが県外の強豪と戦っているという姿にとても共感し、支援することを決意しました。そのシーズンにいきなりリーグ優勝された際には本当に嬉しかったことを今でも覚えています。
白木:
私も木村氏からキングスの経営を引き継いで、歴史を振り返りましたが、キングスにとって、そのシーズンが大きなターニングポイントだったと感じていました。創設期は「琉球ゴールデンキングスって何?」という状況であり、支援をすることは本当に難しい判断だったと思います。迫社長の決断に本当に感謝しています。
●共に沖縄をもっと元気にしていきたい!
--全保連にとってキングスを応援する意義を教えて下さい
迫:
まずキングスが掲げる『沖縄をもっと元気に!』という活動理念がとても好きですね。キングスは本当に沖縄を元気にしてくださっているなと折に触れて実感しています。沖縄県民の皆さんが、自分の出身校でなくても甲子園に出場した高校を応援するように、キングスが沖縄を代表して力強く戦い続ける姿を見せていただいているからこそ、これだけ多くの人に愛されているのではないでしょうか。キングスを愛するファンの皆さんが、”Zenhoren(全保連)”というロゴが入ったユニフォームを着て、キングスを応援していただいているということに心から感謝をしております。だからこそ、全保連も沖縄をもっと元気にしていけるようにこれからもキングスと共に歩んでいきたいと思っています。
白木:
まさに共に『沖縄を元気に!』にしていきたいですよね。すでに多くのファンの皆さんに応援いただいておりますが、これからの未来も愛される球団になるために、我々は歩みを止めず、大きなチャレンジをしていきたいと思います。2026年に新リーグが始まりますが、そこに向けてBリーグ全ての球団が全力で向かっています。キングスはすでに新リーグの参入基準を満たしているが、その状況に満足することなく、新リーグ以降でもBリーグのを先導するクラブとして、だれも想像していない世界観にキングスが挑戦していかなければいけない。それがバスケットボール界の発展のみならず、沖縄の未来のためになると考えています。
--お二人にとっての沖縄はどういう存在ですか?
迫:
私にとって沖縄は「育てていただいた場所」だと思っています。23歳の時に沖縄に来ましたが、住んでみれば深い愛着が湧いて、本当に大好きな土地になりました。沖縄だったからこそ、ここまで成長させていただくことができたと思っております。だからこそ、沖縄に恩返しをしたいという強い想いがあります。
白木:
沖縄の人たちは本当に沖縄を愛していますよね。こんなに地域愛を感じる場所は他の都道府県にはないのではないかと思います。この地域愛があるからこそ、キングスは多くの人たちに支えられている、共に戦えていると実感しています。
●「No.1」を目指し続けたい
--最後に今後の抱負を聞かせて下さい。
迫:
誰が見てもこの業界では全保連が一番だと言われるくらいの、不動の一位を目指してまいりたいと思います。そして「沖縄の企業でも日本一になれる」ということを是非とも世の中に示したいと考えております。
白木:
我々も同じく、沖縄という場所から日本だけでなく、アジアNo.1、そして世界を目指せる球団になっていきたいです。
迫:
本当にそうですね。「沖縄」がNo.1になることに筆舌に尽くしがたい大きな意味がありますね。
白木:
沖縄を代表する企業という自負を常にもっていたいですし、これからの挑戦を全保連にも支えていただき、そして共に歩んでいきたいです。
<全保連株式会社>
2001年に沖縄で創業し、「QUALITY FOR THE FUTURE -新たな価値へ、新たな未来へ-」の企業理念に掲げている。
全国に支社や案内所などの拠点があり、家賃債務保証サービスを提供し、お部屋を借りる方、貸す方、双方に「安心」をお届け出来るよう「家賃債務保証業界」をリードしています。
2023年に東京証券取引所スタンダード市場へ上場。
▽企業ページ
https://www.zenhoren.jp/