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キングスユース月間レポート(2023年12月号)

 日頃よりキングスユースチームへの応援、誠にありがとうございます。

 ユースチームの活動を伝える「マンスリーレポート」の12月号をお届けします。

 U18は12月、BリーグU18の全35チームがトーナメント形式で頂点を争う「
B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2023」、8チームがリーグ戦で頂点を競う「B.LEAGUE U18 ELITE8 LEAGUE 2023」という二つのタイトルに挑みましたが、いずれも目標とする優勝は達成できませんでした。悔しい結果から学ぶことは多く、チームはこの経験を力に変えようと努力を続けています。

 U15は、12月下旬に開催された全国から集まった44チームで競う「
2023 bjカップ U14 Presented by 総合教育・生涯学習機関ECC」において初出場ながら見事に優勝を成し遂げました。チームの持ち味であるディフェンスに磨きをかけ、試合全体を通して高い集中力でチーム一丸となって戦い抜きました。
 U15は、2024年1月4日(木)~8日(月)に東京の武蔵野の森総合スポーツプラザで開かれる「
Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度 第4回全国U15バスケットボール選手権大会(JWC)」に向け、対戦相手を想定した練習に注力しています。

 ぜひ、ご一読ください。

 

キングスU18

 キングスU18は、11月30日(木)~12月3日(日)に栃木県の日環アリーナ栃木で行われた「B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2023」において2年連続で3位となりました。準決勝では、今大会で準優勝を飾った強豪の名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18に対し、試合時間残り約2分まで9点をリードしながらの逆転負けとなりました。

 10~12月にかけて行われた「
B.LEAGUE U18 ELITE8 LEAGUE 2023」では名古屋DU18に再びブザービーターで逆転負けを喫し、3連覇を飾ったレバンガ北海道U18にも敗れるなど、3勝4敗で全日程を終えて5位となりました。


B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2023に挑むキングスU18

 いずれの大会も悔しい結果ではありましたが、ELITE8では1位の北海道U18戦は70ー76、2位の名古屋DU18戦は63ー65とどちらの試合も僅差となり、上位陣とも十分に戦える力があることを証明しました。それを念頭に、与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチは「もちろん結果は悔しいですが、勝ち負け以上に大事な経験ができました。個々のレベルは本当に上がっているなと感じることができたので。そこは明るい材料です」と振り返ります。

 各大会を通し、3年生の#1宜保隼弥選手や2年生の#77佐取龍之介選手、#25上原颯太選手は安定した活躍を見せ、CHAMPIONSHIPでは#1 宜保選手、ELITE8では#77 佐取選手が大会ベスト5に選出されました。ELITE8の最終戦となったサンロッカーズ渋谷U18戦は#1 宜保選手が不在の中、1年生の#33 長嶺充来選手が17得点、5スティールという活躍を見せるなど、新たな世代も育ってきています。

 キングスU18にとってタイトルを懸けた次の大会は、2024年2月10日(土)~12日(月)に東京の国立代々木競技場第二体育館で行われる「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024」になります。

 与那嶺キングスU18ヘッドコーチは「チームを強化するためには個の成長が必要不可欠だと思うので、フィジカル面を中心に鍛えていきます。戦術面でも強度の高い1対1を中心に、ゾーンディフェンスなど変化を加えることも考えています」と語り、悲願の優勝を目指して日々のトレーニングに励んでいます。

 次世代を背負う1、2年生中心で練習試合を戦い、チーム力の底上げも進めています。悔しい敗戦が続く中でも下を向かず、貪欲に成長を求めるキングスU18にぜひ応援をよろしくお願いいたします。

▽#33 長嶺充来選手コメント
ー12月の戦いを振り返って。
 ELITE8の最後の渋谷戦はエースの#1 宜保選手がいない状態だったのですが、エースがいないからこそチームが一致団結し、1人1人が「自分がやってやろう」という気持ちが強かったです。僕自身は泥臭いディフェンスでチームに良い流れを持ってくることが役割なので、とにかくそれを意識していました。個々がレベルアップできた大会になりました。一方で、僕たちの今の課題は点差が離れた時に気が緩んでしてしまい、相手に流れを持っていかれてしまうことです。そこを改善していけば勝てる試合は多くなると思います。

ー自身は出番が増えている。成長を感じる点は。
 U15からU18に上がった4月の頃よりは積極的なアタックやスピードがどんどん向上してきていると感じています。武器である泥臭いディフェンスで相手を嫌がらせることができているので、プレータイムは少しずつ伸びていると思います。体重はU15の頃より7~8kg増えました。下半身を中心にもっと体づくりを強化し、もっと長く試合に出られるようになりたいです。

ーINTERNATIONAL CUPに向けて何を鍛えていくか。
 CHAMPIONSHIPとELITE8では本当に悔しい思いをしたので、INTERNATIONAL CUPまでに個人の技術とチーム力をレベルアップして優勝で終われるようにしたいです。セカンドメンバーの得点力が課題なので、僕も含めて向上させていきたいです。個人としては激しいディフェンスでチームに貢献できるように頑張りたいです。3年生にとっては最後の大会になります。僕が中学1年生の頃から関わっているメンバーなので、最後は3年生に笑顔で終わってほしいし、悔しがっている姿は見たくないので、1、2年生でしっかり3年生を支えていきたいです。


#33 長嶺充来選手


 

キングスU15

 キングスU15は、12月26日(火)~28日(木)に静岡県で開催された「2023 bjカップ U14 Presented by 総合教育・生涯学習機関ECC」にて初出場ながらもチーム全員で闘い抜き見事に初優勝を成し遂げました。特に、強豪のBユースクラブとの対戦においては、試合全体を通して集中力高く試合に臨むことができました。序盤からディフェンスでリズムを掴み、完全には相手に流れを渡さすことなく勝ち切ることができ、未来に繋がる試合となりました。
 本大会はキングスU15の中学1年生、2年生のメンバーで戦い、個人表彰においては、#54 越圭司選手が本大会のMVP輝きました。ベスト 5には#54 越圭司選手と#29 宮里俊佑選手が選出され、個人賞には#16 仲本秀也選手が選出されチームの勝利に大きく貢献しました。


ECCカップ U14にて初優勝を飾ったキングスU15

 キングスU15は、沖縄県代表として出場する「
Jr.ウインターカップ2023-24 2023年度 第4回全国U15バスケットボール選手権大会(JWC)」を目前に控え、対策に取り組んでいます。1回戦はINFINITY(山梨)と当たり、勝利すれば今年の第53回全国中学校バスケットボール大会でベスト4に入った京都精華学園中学校と対戦します。


全国大会を見据えてキングスU18と練習試合を行うキングスU15

 チームは強豪が揃うJr.ウインターカップに向けて細かい部分を突き詰めてきました。泉川寛太キングスU15ヘッドコーチは「チーム力はもちろん大事ですが、1対1でしっかりと守れるようになる、リングに対して積極的に攻めていけるようになる、という部分をテーマに強化を図ってきました。リバウンドは5人で取るという意識を徹底してきました」と強化のポイントを説明します。

 学年に関係なく、練習中から各選手にリーダーシップを発揮することを求め、1人1人が積極的に声を出せるようになってきています。高さを出したり、スキルの高い選手を揃えたりと、メンバー構成によっていろいろな色を出せる強みも磨いてきました。
 キングスU15は第1回大会から4年連続の出場となりますが、これまで2回戦の壁を突破できていません。そのため、泉川キングスU15ヘッドコーチは「全国制覇を目標に掲げ、一戦一戦しっかりと勝ち上がっていきたいです。まずは壁を破りたいです」と意気込みを語ります。

 現在の代の集大成となるJr.ウインターカップに挑むキングスU15に、是非ご注目ください。

▽#13 ブレイク・ジェレマイヤ選手コメント
ーJr.ウインターカップに向け、12月に取り組んだことは。

 Jr.ウインターカップに向けてトランジションでの素早い戻りやボックスアウトの徹底など、自分たちの弱い部分に意識を向けて練習してきました。3Pシュートを多く打ち、外しても体が強いのでセカンドチャンスを狙ってきたり、フィジカルやディフェンスの当たりが自分達よりも上回るチームばかりです。ボックスアウトの他にも、マークにつかれている状況でショットを決めきる力も課題になります。

ーチームの強みは。
 みんな日に日に声が出てきて、よりコミュニケーションが取れるようになってきています。最近は新しいオフェンスのセットも練習していて、それをうまくできた時は正確にノーマークを作ってのシュートも打てるようになりました。最近は練習の後に学年別でのミーティングもしています。僕たち3年生は最高学年なので、リーダーシップを持ってチームを引っ張っていくという決意です。

ー自身の役割は。
 僕は184cmでセンターとフォワードをしていますが、体重が82kgと体が大きい方です。パワーを使って、仲間が困っているときに力強いシュートを決めたいです。ディフェンス面ではボックスアウトを意識してリバウンドで貢献したいです。

ーJr.ウインターカップの目標は。
 最終日まで残って、決勝でいい試合をして勝てるようにしたいです。僕は中学校のチームでの活動が終わり、夏頃にもっと自分のレベルを上げたいと思ってキングスU15に加入し、全国大会は今回が初めてです。全国には大きい選手がいっぱいいるので。負けないように頑張りたいです。勝敗よりも内容に目を向けて、良い内容で勝ち進んでいけるようにしたいです。


#13 ブレイク・ジェレマイヤ選手


キングスユースチームからのお知らせ
■2024年1月10日(水)、11日(木)、17日(水)、20日(土)、21日(日)、31日(水)のうち5回程度「キングスU15 TRYOUT 2024」を実施いたします。

▽詳細・お申込はこちら

https://goldenkings.jp/news/detail/id=19185