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キングスユースチーム#29 宮里俊佑選手、#56 友寄快星選手、与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチがスペイン・バロセロナにて開催された「EURO YOUTH CUP 2024」に出場し、4位獲得

 日頃よりキングスを応援していただきありがとうございます。

 6月14日(金)~16日(日)にスペイン・バルセロナにて開催された「EURO YOUTH CUP 2024」にキングスU18所属の#29 宮里俊佑選手(中学校3年生)、キングスU15所属の#56 友寄快星選手(中学校3年生)、与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチを派遣しました。
 本大会は各国から12チームが出場し、与那嶺翼ヘッドコーチが指揮を執り#29 宮里選手と#56 友寄選手が活躍したBSCA JAPAN(日本)は予選グループを突破し、決勝トーナメントを戦い抜き、本大会を4位で終えました。

 #29 宮里選手は全4試合にてスターティング5で出場し、平均得点20.8点と各国の世代トップクラスの選手が集まる本大会の中でも圧倒的な攻撃力でチームを牽引しました。#56 友寄選手はインサイドの大黒柱として献身的なプレーと勝負強さが光り、各国のユース代表選手の高さに劣らないリバウンド力やディフェンス力を発揮しチームに貢献しました。



⚫︎世界のバスケットボールを体感
 予選リーグではスコットランド、フィリピンと対戦、準決勝ではリトアニア、そして3位決定戦ではスウェーデンと対戦しました。
 サイズとフィジカルで勝る相手に対し、日本チームは前線からボールに対して圧をかけ続けミスを誘発する守備力に加え、攻撃面では、俊敏性を生かした素早い攻撃をしました。そしてボールを持った選手がキレのあるドライブで積極的に1対1を仕掛けゴール下近くまでの侵入を試み、中外とボールを動かしながら得点に繋げるプレーで優位性を保つ時間帯もありましたが、ゴール付近での高確率なシュート力の差を痛感しました。特に、現在世界ランキング10位のリトアニア(2024年2月時点)は相手の身体に接触しながらも安定した身体を保ちシュートを沈める決定力、身長の高さと手足の長さを生かしたリバウンドの面は圧倒的な違いがありました。世界のバスケットボールを体感する中で課題を多く発見できた収穫あるスペイン遠征になりました。

【試合結果】
6月14日(金)予選リーグ
 ○BCSK JAPAN 106 vs 44 INVERNESS LIONS(スコットランド)
6月15日(土)予選リーグ
 ○BCSK JAPAN 60 vs 58 383 PHILOPINAS(フィリピン)
6月16日(日)準決勝
 BCSK JAPAN 73 vs 90 NKA-PERLAS(リトアニア)○
6月16日(日)3位決定戦
 BCSK JAPAN 68 vs 83 TABY BASKET(スウェーデン)○



⚫︎スペイン文化の体験と国際交流
 遠征期間中は、ホテル近辺の海岸や街を散歩しながら日本とは異なる風景や街並みを見てスペインの文化を体験しました。その中で、異なる言語を耳にしながら話すことに挑戦したり、スペインの食文化を体験しました。
 また試合の前後には同世代の選手たちと交流を図り、写真を撮ったり、時には互いのチームを応援し合うなどバスケットボールを通して国際交流を図ることができました。





 キングスが掲げるメッセージである「沖縄を世界へ」を体現すべく全力で世界に挑み、本大会で得た経験を今後の成長の糧としていきます。本遠征に関わっていただいた関係者の皆さまに大変感謝申し上げます。
 今後もユースチームはより一層の発展に繋がる取り組みを継続していきます。引き続き応援をよろしくお願いします。

#29 宮里俊佑選手コメント
 今回のスペイン遠征で感じたことは、世界の選手達はペイントエリアのシュートや3Pシュートの確率の高さや、コンタクトの激しさなどの部分で世界との差を感じました。
 この経験を活かし、キングスユースチームでの練習からシュートの確率やコンタクトを自分から意識して、世界にも負けないようなプレーヤーになっていきたいです。



#56 友寄快星選手コメント
 今回のスペイン遠征を通して、自分と同じくらいの身長の選手が世界では当たり前にいて、それに加えて個人個人のスキルがとても高く、その差をとても実感しました。スペインで経験したことを日頃の練習から活かして、スキルや身体能力の向上に活かせるように日頃からまた頑張っていきたいです。



与那嶺翼キングスU18ヘッドコーチコメント
 本大会は非常に有意義な時間を選手たちと共有することができ大変喜ばしく感じております。
 最大の喜びは、選手たちが日に日に言葉を交わす機会が増え、短期間のなか世界を相手に2つの勝ち星を重ねたことです。サイズとフィジカルが劣っていることを理解はしていましたが、目の当たりにし想像以上に差を感じました。日本が世界と戦う上で必要な要素、そして世界での育成・強化の考え方も学ぶことができたことは財産となります。
 ここから大切なことは伝え続け、還元していくことだと思いますので、今後のキングスユースの更なる発展、沖縄からバスケットボールの魅力を発信できればと思っております。
 本大会を通して、尽力して下さった関係者全ての方々に感謝申し上げます。