キングスユースチームから#29 宮里俊佑選手、#77 佐取龍之介選手がトップチームの練習に参加しました
キングスU15所属で現在キングスU18で活動している#29 宮里俊佑選手とキングスU18の#77 佐取龍之介選手が、夏休みの期間を利用して定期的にトップチームのワークアウトに参加しました。
Bリーグの代表選手にも選抜された#77 佐取選手と、キングスU15に所属しながらカテゴリーを飛び越えキングスU18でも活動し、成長著しい#29 宮里選手は、トップチームでのワークアウトで、より高いレベルでの環境で練習を行ない、競技者としての更なる技術の向上に取り組みました。
トップチームの練習参加において、ワークアウトでは、ユース世代では体感することができない強靭な身体を持つトップチーム選手との対人練習を行い、ディフェンスの圧の掛け方や、オフェンスでのボール運びの細かな技術を学びました。
また、畝挟孝洋ストレングス&コンディショニングコーチの指導のもと、トップチームが実際に使用している器具でウエイトトレーニングを行い、より高いレベルでの戦いにも耐えることができる身体づくりを行いました。
キングスユースチームでは、これからもトップチームと連携し、バスケットボールを通じて将来的に「沖縄をもっと元気に!」する人材の育成に取り組んでまいります。
▽#29 宮里俊佑選手コメント
練習に参加してみて、トップチームの選手は細かいプレーの精度が高く、パス一つにしてみても速く正確に出していたり、ドライブの練習の時のキレだったりが試合をイメージしているように感じました。また、少しきついディフェンスのメニューがあっても、みんなで声を出して盛り上げていて、僕も楽しかったですし、気持ち的にも盛り上がって練習に取り組むことができました。
僕は#14 岸本選手からトランジションの2対1やアドバンテージがある時のドリブルの位置について詳しく教えてもらい、自分のレベルアップのためになることを教えてもらいました。
今回学んだパスの精度やドライブのキレなどを自分たちの練習で実践することはもちろん、周りにも影響を与えられるようにしたいです。
また、きつい練習があっても、自分から盛り上げ、みんなを鼓舞できるようにしていきたいです。
▽#77 佐取龍之介選手コメント
何度か参加させてもらっていますが、対人練習は初めてだったのでフィジカルやり技術面を体感することができてとても有意義な時間になり、貴重な経験になりました。
練習では、オフェンスの部分は、自分の足りないフィジカルの面を補うための体の当て方などの技術を学ぶことができました。ディフェンスの部分で相手に抜かれてしまった時に諦めてしまう癖があったのですが、佐々アソシエイトヘッドコーチに「抜かれたから悪いディフェンスでは無い、自分が抜かれてもその後のローテーションが上手くいけばそれは、良いディフェンスだから」というアドバイスをもらい、考え方についても学ぶことができました。
今回の練習参加で学んだ、技術面やメンタルの部分を、キングスU18に戻って、自分だけでなくチームの成長のために伝えていきたいと思います。
▽桶谷大 ヘッドコーチコメント
最初は2人とも緊張している様子でしたが、徐々にトップチームの選手たちとも会話が増え、たくさん交流していました。練習では#14 岸本選手や#3 伊藤選手とマッチアップもしていたので、良い経験になったのではないかと思います。
佐取選手は素直で吸収力があり、バスケットボールに対してしっかりと取り組んでいました。シュートの成功率がとても高い点が魅力ですが、長いウイングスパンを活かしてさらなる武器を身につけることができれば、より良い選手になると思います。
宮里選手は、ハンドリングやプレーにおいての緩急の使い分けがとてもうまく、リズムを変えてプレーができるので、相手選手からすると、とても守りづらい選手だと思います。自分でも点を取り、さらに周りの選手を活かすこともできる、将来とても楽しみなポイントガードの選手です。まだ中学3年生とは思えないくらい長所が多い選手なので、よりフィジカルを強化して、世界を相手に戦える選手になってもらいたいです。