【結果】大声援に包まれる中、悲願の天皇杯初優勝を果たす![3/15(土)vsアルバルク東京]
ゲームレポート
1クォーターアルバルク東京との第100回天皇杯ファイナル。#45 ジャック・クーリー選手がオフェンスリバウンドから2Pシュートを決め、#53 アレックス・カーク選手が2Pシュートを沈めます。両者一歩も譲らないディフェンスで得点が停滞する中、#53 カーク選手が3Pシュートを射抜きます。さらに#53 カーク選手がブロックショットでA東京の得点を阻みます。#53 カーク選手がオフェンスリバウンドをそのままねじ込み、#18 脇真大選手が難しい体勢から2Pシュートを決め切ります。#45 クーリー選手がゴール下から2Pシュートを沈め、15-10で1クォーターを終了します。
2クォーター
強度の高いA東京のディフェンスに阻まれ、約2分間得点が停滞するも、#18 脇選手が獲得したフリースローを1本決め切ります。#47 平良彰吾選手が3Pシュートを決め、#53 カーク選手が2Pシュートを沈めます。A東京にリードを許すも、キングスは何度もオフェンスリバウンドに飛びつき、#12 ケヴェ・アルマ選手が2Pシュートを押し込みます。#18 脇選手がインサイドに果敢にアタックし、2Pシュートを決め切り、再びリードを奪います。#45 クーリー選手が2Pシュートを決めます。アンスポーツマンライクファールを受けた#14 岸本選手がフリースロー2本を確実に沈め、#45 クーリー選手がオフェンスリバウンドを流し込み、31-24で前半を終了します。
3クォーター
#45 クーリー選手選手、#53 カーク選手がインサイドから得点を重ねます。A東京に9点のランを許すも、#53 カーク選手が2Pシュートを沈め、#47 平良選手が2Pシュートを決め切り得点を重ねます。#4 ヴィック・ロー選手がゴール下から2Pシュートで加点し、#12 アルマ選手が豪快なダンクシュートをたたき込みます。#4 ロー選手が遠い位置から3Pシュートを決め切り、46-36でリードしたまま3クォーターを終了します。
4クォーター
#12 アルマ選手が4クォーター開始早々、3Pシュートを射抜きます。両者激しく守り合い、得点が停滞する中、#53 カーク選手がオフェンスリバウンドを押し込みます。A東京の猛攻で53-49で4点差まで詰められるも、#53 カーク選手がこぼれ球を拾い、#34 小野寺祥太選手が3Pシュートを射抜きます。#14 岸本選手がペイントエリアに果敢にアタックし、レイアップシュートを決め切ります。#14 岸本選手が獲得したフリースローを2本確実に沈め、最後はチーム一丸となり守り切り、60-49で沖縄県勢初の天皇杯優勝を果たしました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | F | |
琉球 | 15 | 16 | 15 | 14 | 60 |
A東京 | 10 | 14 | 12 | 13 | 49 |




3月15日(土)に行われた天皇杯ファイナル アルバルク東京戦後の選手コメントをご紹介します。
桶谷大ヘッドコーチコメント
選手達は最後まで我慢強く、一丸となって戦い続け、チームとしてやるべきことを遂行してくれました。ここ何試合かはプレッシャーがかかる試合が続きましたが、選手達は心から楽しんでプレーし、そして大事な場面でシュートを決めてくれました。これまで積み重ねてきたことが、天皇杯優勝という最高の形で報われたと思います。ファンの皆さんの声援が私たちに力を与えてくれました。会場に吹いた琉球の風はファンの皆さんがつくり上げてくれたものだと感じています。本当にありがとうございました。

#4 ヴィック・ロー選手選手コメント
今日の試合は、チーム全体として本当に素晴らしいプレーができていました。昨年の悔しい敗戦から学び、チーム一丸となって前進してきた結果が、今日の勝利に繋がったのだと実感しています。続くレギュラーシーズンも全力で戦い抜くので、引き続き応援をよろしくお願いします。
#14 岸本隆一選手コメント
試合内容については深く考えておらず、目の前のことに全力で取り組んだ結果だと感じます。チームの状況は決して良いとは言えませんでしたが、全員が積極的にゴールにアタックして、そして得点を重ね、こうやって勝利を積み重ねてきたと改めて実感することができました。チームは人が変わっても、信念を強く持ち、一歩ずつ前進してきた結果が今に繋がっています。会場を包み込むファンの皆さんの歓声が、私たちの全てです。チーム一丸、沖縄一丸となって、天皇杯を勝ちとることができました。シーズンは続きますが、より成長できるようにがんばります。応援ありがとうございました。

#34 小野寺祥太選手コメント
ついに天皇杯優勝を掴み取ることができ、本当に嬉しいです。誰かが積極的にハッスルすれば、それがチーム全体の勢いとなり、得点に繋がります。今日の試合ではカーク選手が思い切ってシュートを放ってくれたことが、勝利に大きく貢献したと感じています。優勝は果たしましたが、ここがゴールではありません。まだ続くレギュラーシーズンで、引き続きチーム一丸となって戦い抜きたいと思います。
#45 ジャック・クーリー選手コメント
今日の試合は、両チームともに各クォーターで17点以上与えない、激しいディフェンスを展開していました。その中で勝利を掴みとることができ、本当に嬉しく思います。今日の試合は#53 カーク選手が本当に頑張ってくれて、チームのために献身的にプレーし、勝利に大きく貢献してくれました。多くのファンの皆さまが沖縄から駆けつけてくださったことに感謝しています。皆さまのおかげで優勝することができました。本当にありがとうございました。

#53 アレックス・カーク選手コメント
今日の試合は、綺麗なバスケットボールとは言い難いかもしれませんが、泥臭く、フィジカルを前面に出したプレーができたと思います。MVPをいただいたという実感はなく、私自身はチームという大きなパズルを構成するピースに過ぎないと感じています。決勝という大きな舞台で勝利することができ、本当に幸せです。沖縄から東京まで応援に駆けつけて下さったファンの皆さまには感謝の言葉しかありません。皆さまのおかげで勝つことができました。本当にありがとうございました。
