【試合レポート】首位名古屋に対し、チームバスケットで激戦を制す
開始からキングスがアグレッシブに動く。激しいディフェンスから速攻の機会を増やし、フロントコートを走る大宮が豪快なダンクを2本披露。さらに金城も左ドライブからファールを受けながらねじ込み、3点プレーでチームに勢いを与えた。2Qに入ると、途中出場の山内が 好スティールからチャンスを広げ、オフェンスでも3Pシュートを決め、相手に傾きかけた流れを断ち切った。
後半、徐々に点差を詰める名古屋に対しキングスは、波多野がインサイドで奮闘する。味方の動きに合わせて得点を挙げると、ディフェンスでは体の大きい外国人相手に力負けせず,好ディフェンスでオフェンスチャージングを奪った。キングス3点リードで迎えた最終Q、攻守で一気に名古屋を畳み掛ける。金城、ハミルトンのコンビプレーを皮切りに、素早いパス回しで名古屋ディフェンスを揺さぶる。ディフェンスとの間合いにズレが生じたところを、津山が力強くリングへ切り込みバスケットカウントで3点プレー。さらに、追い上げる名古屋を振り払うかのうように、喜多川が立て続けに3Pシュートを決め勝負あり。71対58でキングスが激闘を制した。
立ち上がりはキングスペースで試合が展開され、その後は名古屋に点差を詰められる白熱した試合が展開されました。それでもキングスは、チーム最多得点の22点をマークした喜多川をはじめ、ベンチメンバーを含めたチーム一丸となり、首位・名古屋から大きな1勝をあげることができました。この勢いのまま明日の戦いへ繋げたいところですが、名古屋もこのままでいるはずがありません。キングスより高さで有利に立つ名古屋のリバウンド、入りだすと止まらないアウトサイドシュートをいかに抑えるかどうかが、明日の注目ポイントです。明日も同じく沖縄市体育館にて、18時より試合開始です。ここ5試合を4勝と勢いつくキングスへ、皆様の応援よろしくお願いします。
琉球ゴールデンキングス 71-58 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
1Q:22-14
2Q:11-14
3Q:11-13
4Q:27-17
#31 喜多川 22PTS
#34 ハミルトン 3AST 4BS
#14 岸本 4AST