【試合レポート】精彩欠くプレー、ホームで大敗
今日の試合、すべてのクォーターで対戦相手の大阪エヴェッサに先取点を許し勢いを与えてしまった。逆にキングスは、状況を打破しようとする気持ちがかみ合わず、得点を挙げることに苦しむ。ハミルトンのリバウンドダンク、喜多川の連続シュートなど、所々で流れをかえるきっかけとなるプレーがみられたものの、主導権を奪い返すまでに至らなかった。迎えた最終クォーター、一矢報いたいキングスは、ディフェンスで良い動きをみせる田代、プロ初デビューの渡辺をコートへ送り出す。学生時代からプレーを続けてきた2人のコンビネーションプレーで、チャンスを作る場面もあった。しかし試合終了のブザーが鳴り止むまで、攻守で精彩を欠いたキングスが57対96とホームで大敗を喫した。
勝利した大阪は、激しいディフェンスでキングスのバスケットを封じた。しかしそれ以上に自分たちで状況を打破できず、試合を進めてしまったことが敗因と言える。逆転を信じ声援を送る大観衆の中、プレーで応えることはなく39点差で大敗した。
Bリーグになり、1勝を掴み取る大変さが増した今季、すべてのチームがその1勝に必死に食らいつく戦いが繰り広げられている。その中での大敗。これが我々キングスの現在の姿である。
残り47試合、今日以上に厳しい戦いが増していくであろうBリーグ。この厳しい戦いを乗り越えるためには、必死に、ガムシャラに、泥臭く戦うしか無い。もう、キングスは強くない。だからこその「BE STRONGER」なのだ。昨日より今日、今日より明日。キングスは日々強くなるしかない。
試合後の記者会見で喜多川選手から出た試合の感想は「僕達を応援してくれたファンの皆様にホント申し訳なく心苦しく思っている。あんな試合だったにも関わらず最後まで応援してくれて、明日はその気持に恩返しがしたい」という言葉だった。
琉球ゴールデンキングス 57-96 大阪エヴェッサ
1Q:18-25
2Q:17-22
3Q:12-21
4Q:10-28
#31 喜多川 16PTS 4RBD
# 5 マクヘンリー 10PTS 4RBD
#34 ハミルトン 10PTS 6RBD
#24 田代 4STL