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【試合レポート】 延長戦までもつれる激戦を戦い抜き、キングスホームで勝利!

 キングスは、10月22日の名古屋戦以来ホームで勝つことができず苦しい戦いが続いた。年内最後のホームゲームを勝利というクリスマスプレゼントを届けるべく、秋田ノーザンハピネッツと激戦を繰り広げた。

 試合開始から、キングス、秋田両チームが気持ちの入ったプレーを表現。秋田は得意とする3Pシュート攻勢に加え、キングスのシュートミスから速攻で次々に得点。対するキングスは、スタメン起用された山内がボールをプッシュし、得点面では喜多川が相手の執拗なディフェンスをかいくぐり、アウトサイドシュートを決め続けチームをけん引。前半を終えて39対37と互角の戦いをみせる。

 後半は、ルーキー渡辺が相手に臆することなく、持ち味であるリバウンドでチームに勢いを与えた。試合終盤になっても、渡辺はコートに立ち続け、相手の外国人選手との1対1を守り抜くなど、堂々としたプレーをみせた。試合は4Qで決着がつかず、今シーズン初の延長戦へ突入。ホームで勝ちたいと願うファンの声援を後押しに、キングスは強気なプレーで秋田を圧倒する。テリーの1on1からの攻め、ここぞという場面で喜多川が続けて得点を挙げる。さらに相手フリースローの際、会場の声援がプレッシャーになり、シュートミスを誘った。延長残り2分をきった場面、3Pシュートで追い上げる秋田に対し、渡辺がオフェンスリバウンドからそのままリングへねじ込み得点、最後は喜多川がこの試合29得点目となるシュートを決め、勝利を手繰り寄せた。96対83でキングスが延長戦を制し、ホームの連敗を6でストップさせた。

 選手、応援してくださるファン、キングスに携わる全ての願いであったホームでの勝利を挙げることができました。チーム最多の29得点を挙げた喜多川をはじめ、ルーキーの2人がコートで躍動。田代は大事な場面での3Pシュート、流れを呼び込むアシストパスなど、ワンプレーでチームに勢いを与えました。渡辺は自分よりも体格で勝る選手にも屈せず、チーム最多となる7リバウンドを手に収めました。新しい戦力がチームの勝利に貢献したことは、チームにとって大きな経験となりました。明日は、年内最後のホームゲーム。今日の良い流れを継続し、応援してくださるファンとともに勝利を目指します。引き続きキングスへの応援よろしくお願いします。

 

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q OT TOTAL
琉球ゴールデンキングス 15 24 15 22 20 96
秋田ノーザンハピネッツ 26 11 17 22  7 83

 

#31 喜多川 29PTS 2AST
# 7  テリー 24PTS 6AST 1BS
# 5  マクヘンリー 13PTS 5RBD 1BS
#34 ハミルトン 13PTS 6RBD 5AST
#16 渡辺 8RBD

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