【試合レポート】0.1秒の逆転劇で2016年の最後を勝利で飾る
まさに劇的な試合展開が繰り広げられた。前半は喜多川、山内のアウトサイド、テリーのインサイドアタックと的を絞らせないオフェンスを展開。ガードの岸本がボールを前へプッシュし続け、キングスのペースで試合が展開される。
9点リードで迎えた後半、キングスの攻める足が止まってしまい、流れに乗れない時間が続く。キングスが攻守で焦り出したことを北海道は見逃さず、一気に畳み掛ける。9点あったリードがあっという間に同点に追いつかれ、逆転を許す。田代のカットイン、喜多川のバスケットカウントで立て直し図り、1点を追いかけて最終クォーターを迎えた。北海道がリードする時間が続く中、喜多川が同点に追いつく3Pシュートを鮮やかに決める。さらに、リードを広げるミドルジャンパーを成功させ、キングスが再び優位に立つ。しかし、残り1分をきったところで北海道に1点差まで詰められ、さらに試合時間残り8秒には土壇場で同点に追いつかれる。延長での戦いも予感された中、渡辺のパスを受けたハミルトンがリングへアタック。ボールはリングを通過し勝ち越しに成功。残り0.1秒、北海道が放ったシュートが外れ試合終了。キングスが年内最後の試合を劇的な内容で勝利することができた。
今日の勝利は、レギュラーシーズンの1勝以上に、キングスに携わるみんなの願いが込められた大事な勝利と言えます。Bリーグ開幕以降、苦しい戦いが続いたキングスにとって、年内最後のゲームを連勝で終えたことは、残りシーズンを戦い抜くための大きな弾みとなります。新しい2017年の初戦は1月18日。そこまで更に努力し、2017年の初戦・京都ハンナリーズに勝利できるように頑張ってまいります。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 20 | 22 | 12 | 22 | 76 |
レバンガ北海道 | 17 | 16 | 22 | 19 | 74 |
#7 テリー 22PTS 5RBD 2AST
#31 喜多川 18PTS
#34 ハミルトン 10PTS 8RBD 3AST 3STL