【試合レポート】王者・川崎の前にキングス完敗
リーグNo.1の勝率を誇る川崎に対し、新潟戦で変化をみせはじめたキングスのバスケットが、どれだけ通用することできるのかポイントとなった。
新潟戦で活躍をみせた田代がスタメン出場を果たす。試合は、その田代がシュートファウルから得たフリースローを成功させ、キングスが先制。川崎のオフェンスに対し、コート上のメンバーが足を動かし続け、シュート回数を最小限にとどめる。しかし、同じく川崎もキングスのオフェンスに対し、イージーなシュートを打たせず、リズムを取らせないゲームを展開。またキングスのスキを見逃さず、次々にスティールを成功させ、徐々に点差を広げる。
後半に入ると、前半とかわりアップテンポなゲームが展開。川崎は、ディフェンスリバウンドらのオフェンスを確実に得点に結び付け、攻守で主導権を握る。一方のキングスは、田代、山内のミドルジャンパー、マクヘンリーのアタックで食らいつくものの、流れを呼び込むまでには至らなかった。点差が離れていく中、渡辺が果敢にリバウンド争いに絡み、岸本は4Qだけで3Pシュート2本を含む10得点をマークするなど、最後まで意地をみせたものの、反撃には残り時間が足りず、川崎に55対79で敗戦となった。
ディフェンスで耐え忍ぶ時間帯もあったものの、オフェンスでリズムを崩したところを川崎にペースを握られてしまいました。試合終了のブザーが鳴るまで、攻め続けた事は、これまでのキングスから「成長」した姿だと思います。 富山戦での敗戦後から自分たちの殻を破りつつあるだけに、明日の試合で変化をみせることができるか、キングスの1つ1つのプレーに注目です。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 16 | 6 | 17 | 16 | 55 |
川崎ブレイブサンダース | 19 | 15 | 21 | 24 | 79 |
#14 岸本 10PTS
#34 ハミルトン 10PTS 7RBD 2BS
#16 渡辺 7RBD