【試合レポート】怒涛の追い上げでキングス 逆転勝利
試合前半、ターオンオーバーが立て続けに生じ、横浜にチャンスを与える苦しいバスケットが展開される。3Qに入ると、この日最大となる13点のリードを横浜に許す。しかし、喜多川が相手ディフェンスをうまくかわしミドルジャンパーを成功させ、田代が3Pシュート5本を含む17得点を挙げる活躍でオフェンスの起点となって望みを繋ぐ。
試合が大きく動いたのは最終4Q。ここまで無得点と調子が上がっていなかった岸本が攻守に渡り活躍をみせる。反撃のきっかけをつくったバスケットカウントプレー、同点に追いつく3Pシュートなど、大事な4Qだけで8得点を挙げる。さらに相手のミスを誘発する好ディフェンスや、スティールでチャンスを演出しプレーでチームを鼓舞し続けた。
一進一退の攻防が続く中、横浜に3点のリードを許したものの、岸本が果敢にアタックを仕掛け得点し、残り18秒には1点差に詰めよる。ここで、横浜がタイムアウトがない状況でタイムアウトを要求したため、テクニカルファウルを宣告される。思いもよらない形でフリースローを獲得し、喜多川がきっちり成功させ同点に追いつき、キングスボールでゲームが再開される。残り時間をギリギリまで使い、岸本の放ったミドルジャンパーは外れたものの、ハミルトンがオフェンスリバウンドを取り、相手のファウルでフリースローのチャンスを得る。これが試合を決める貴重な1点となり、キングスが苦しみながらも横浜から大逆転勝利をあげた。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 13 | 16 | 19 | 22 | 70 |
横浜ビー・コルセアーズ | 17 | 23 | 15 | 14 | 69 |
#24 田代 17PTS 4RBD 2AST 1STL
# 7 テリー 17PTS 7RBD
#31 喜多川 14PTS 3RBD
#14 岸本 8PTS 7AST 1STL