【試合レポート】チャンピオンシップ出場へ近づく価値ある勝利!
アウェイ横浜戦を勝利し、チャンピオンシップ出場へ望みを繋げたキングスと、中地区2位を死守したい三遠ネオフェニックスとの試合は、最後まで手に汗握る展開となった。
立ち上がりはキングスが先攻する。ボールがスムーズに回り、リズム良くオフェンスを展開。7-0と幸先良いスタートを切ると、三遠はタイムアウトで立て直しを図る。高さとパワーを兼ね備えたインサイド陣でキングスを攻め立て、互角の戦いをみせる。試合が進むにつれて、両チームの得点が伸び悩む時間帯が続く。
しかしキングスは、この日絶好調のテリーが再三に渡りオフェンスでチームを救う。前半だけで24得点をマークし、後半に入ってもその勢いは衰えることなく、両チーム最多と42得点をマーク。(3P 6/7)
もう1つこの試合のターニングポイントとなったのが、リバウンド。怪我でここ数試合戦列を離れていた大宮が、3Qの苦しい時間帯において、オフェンスリバウンド4本マークしセカンドチャンスを広げた。
試合は後半から勢いに乗った三遠に点差を詰められながらも、キングス3点リードで3Qを終えた。最終Qに入ると、試合はさらにヒートアップする。点差を広げるキングスに対し、三遠はインサイドで着実に得点を挙げる。キングスがリードしているものの、勢いは三遠にある時間帯が続いた。その中、岸本がファウルを受けながら得点を成功させ、バスケットカウントプレーでチームをけん引。連敗を止めたい三遠も猛追をみせ、土壇場で4点差まで詰め寄る。手に汗握る残り7分間、この大事な場面でもテリーの勢いは止まらない。2本の3Pを含む10得点を挙げ、勝利を一気に手繰り寄せた。3点差まで追い上げた三遠のオフェンスを守り抜き、70対67でキングス勝利。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 20 | 16 | 13 | 21 | 70 |
三遠ネオフェニックス | 15 | 16 | 15 | 21 | 67 |
#7 テリー 42PTS 7RBD 1STL
#14 田代 9PTS
#31 喜多川 2AST 7RBD