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琉球ゴールデンキングス

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新しい時代が始まりました。

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 昨日、琉球ゴールデンキングスは、今季もキャプテンを務める岸本を筆頭に、既に合流している8人の選手に対して、佐々ヘッドコーチが初指導を行いました。
 過去4年間、日本代表の一員として活動してきた片鱗を感じさせる緻密なコーチングを受けた選手たちが、口を揃えて「成長できる」と手応えを感じている光景が印象的でした。外国人選手や日本代表選手が集結しての本格始動はまだ先となりますが、少しずつキングスの新しい時代が幕開けしていることをご報告いたします。

 さて、昨季はBリーグ元年でしたが、それと同時に東京オリンピックへ向けて日本代表強化が本格的に始まった年でもあります。現時点での日本のトッププレーヤー達は、リーグ戦の合間にNTC(ナショナル トレーニング センター)に招集され、連日の二部練習、さらには居残りで自主練を行っていました。
 日本の中でも能力のあるトップ選手達が、よりレベルの高いコーチングの下、自らの生き残りをかけて、質的にも量的にも秀でた時間を過ごしている姿を目の当たりにさせられ、琉球ゴールデンキングスとして強い危機感が募りました。
 優れた選手たちが、純粋にもっと上手くなりたい、いや、やらなければ生き残れない、と必死になっている。その中でより成長出来る環境、つまり貪欲なチームメイトと指導力の高いコーチ&スタッフがいる環境を求めている。それが今のバスケットボール界の姿です。琉球ゴールデンキングスが、この世界で生き抜くためにも、そういう集団を目指すべきで、これが、今回の改革に着手した理由です。

 大型補強を敢行したことにより、優勝への意気込みを質問される機会が増えました。しかし、軽々しく「優勝」を口にすることなど到底出来ません。私たちに出来るのは、危機感を持って毎日を必死に過ごし、成長を積み重ね続けること、ただそれだけです。
 ですから優勝を意識した補強というよりも、まずはこの価値観を共有出来るプレーヤーが、互いに切磋琢磨し合う集団となることを強く意識しています。そして、あくまでもその先に、高みに通じる道が切り開かれるものだと捉えています。

 これまで通りチームの基盤に沖縄出身選手を据えつつも、全国からも有能かつ貪欲な選手が加入ししのぎを削り合う。そのような国内トップクラスのプロ集団が、沖縄を本拠地として活動することによって、これまで以上に沖縄をもっと元気にしていけると、信じています。そして、さらには沖縄のためだけではなく、沖縄から日本を元気に出来るようになれれば、と琉球ゴールデンキングスは願っています。より大きな社会貢献は、より大きな沖縄の誇りにもなると思いますし、逆説的ではありますが、巡り巡って、より一層「もっと沖縄を元気に!」していく事へつながると考えています。

 2017-2018シーズン、みなさまに琉球ゴールデンキングスの成長をお楽しみいただけるように、組織一丸となって精進いたします。

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