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【試合レポート】延長まで続いた激闘を制し、一昨日のリベンジを果たす

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 台風の影響により試合延期となったものの、序盤戦最大の山場を一目見ようと3600人以上のファンが決戦の舞台となる沖縄市体育館へ訪れた。前回の試合では、開始直後に千葉を乗せてしまい、前半の失点が最後まで響いてしまった。ただ、3Qで怒涛の追い上げを見せるなど、次戦に繋がるプレーを表現できたことはキングスにとって収穫となった。アウェイの地で連勝を伸ばしたい千葉と、前回の対戦から得た経験を生かしリベンジを果たしたいキングス、両チームの思いが詰まった試合となった。

 大事な立ち上がり、先手を取ったのはキングス。須田、岸本と立て続けに3Pシュートを決め先制。すると千葉もミドルレンジからのシュートを高確率で成功させ、1Qからどちらも一歩も譲らない展開が続く。2Qに入り、一時キングスが10点のリード保ったものの、千葉も富樫選手を中心にオフェンスを組み立てすぐさま点差を詰め寄る。しかし後半に入ると、激しいディフェンスで千葉の得点をストップさせる。3Qの失点を僅か5点に抑えゲームの流れを引き寄せた。だがキングスのミスを見逃さない千葉は、富樫と西村のガード2選手を中心にシュートを狙い続け、4Q残り1分30秒には58対58とキングスを捉える。1つのミスも許されない緊迫した状況でも、キングスは慌てず千葉に得点を許さず、延長戦へ突入。
 キングスの勝利を信じ、応援を続けるファンの大きな声援がアリーナに響いた。その声援に応えるかのように、延長開始から岸本が2本続けて果敢にオフェンスを仕掛けチームを牽引すると、ここでも千葉のオフェンスを封じるチームディフェンスで延長戦の失点を2に抑えることに成功。最後は岸本がフリースロー2本きっちり成功させ68対60でキングス勝利!

 この試合、チーム最多の18得点を挙げた岸本だけではなく、相手エースに執拗なディフェンスでマッチアップし続けた津山、途中出場ながらリバウンド、ルーズボールへ果敢にトライし続けた田代の活躍が光り、まさにチームで勝ち取った大きな1勝となった。
 

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q OT TOTAL
琉球ゴールデンキングス 18 16 11 13 10 68
千葉ジェッツ 15 18   5 20   2 60


#14 岸本 18PTS 5RBD 2AST
#33 アイラ 16PTS 6RBD 2AST 2STL
#13 津山 4PTS 6AST

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