【試合レポート】逆境を乗り越え土壇場で逆転勝利!
昨日の試合後、佐々HCは「点差ほどの差はなく、気を引き締めないと厳しいゲームになる」と会見でコメント。前回対戦した際も、2戦目の試合で修正をかけ苦しめられた経験があるだけに、相手よりも長く自分たちのバスケットができるかどうかがポイントとなった。
滋賀の並里、キングス岸本がそれぞれチーム初得点をマークしゲームがスタートする。インサイドのハッサンを起点に攻めるキングスに対し、滋賀は1対1からオフェンスを組み立て互いに得点を重ねる。警戒していた高橋選手がキングスディフェンスに臆することなく攻め続けると、お返しと言わんばかりに津山もミドルジャンパー、ドライブと得点面で貢献する。前半を同点で終え、注目の後半はキングスが先手を取る。アイラ、ハッサンがペイントエリア内で得点を挙げ、スタートダッシュに成功。しかし、滋賀の並里が味方へのアシストに加え、自らも得点を狙いだしチームに勢いを与える。それでも次の1本を決められたら流れが滋賀へ傾くという場面を、好ディフェンスで何度もシャットアウトし逆に石崎、二ノ宮、古川の3名が3Pシュートを成功させ危機的状況を回避した。試合残り1分28秒、1点を追いかける中、ハッサンがファウルを受けながらリングへねじ込み土壇場で逆転に成功する。2点リードのキングスは、滋賀のオフェンスを守りきり逆転を許すことはなかった。40分間両チームの点差が離れなかった熱戦を制し、87対82でキングス勝利!昨日の試合で足を少し痛めた田代に代わりスターティングメンバーに指名された石崎はチームトップとなる8アシストをマーク。また負傷した部分を庇いながらもプレーしたヒルトンは、6アシストを記録しチームに大きく貢献した。
来週末は約1ヶ月ぶりのホームゲーム!安定した数字を残し復調をみせる古川選手、アイラ選手不在の間たくましく成長した姿をみせた渡辺選手など、チームとしての完成度、各選手のスキルアップを1ヶ月ぶりのホームで披露できるか注目です。
待ちに待ったホームでの熱戦を、ご家族、仲間みんなでお楽しみください。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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琉球ゴールデンキングス | 20 | 16 | 25 | 26 | 87 |
滋賀レイクスターズ | 19 | 17 | 26 | 20 | 82 |
#12 ハッサン 33PTS 9RBD 2BS
#51 古川 14PTS
#0 石崎 9PTS 8AST
#30 ヒルトン 5RBD 6AST