先週末の三遠戦は、キングスが大きくステップアップするために必要な課題が明確になった試合。今後の戦いで、各地区の上位クラブとの対戦も多くあるだけに、今回のホーム島根戦は、結果と内容が求められる重要な一戦となった。
　開始から島根に先制点、連続で得点を許し4-12と出鼻をくじかれ、キングスはタイムアウトで立て直しを図る。タイムアウト後、古川が3Pシュートを決めゲームを落ち着かせると、そこからハッサンの得点、石崎の3P、さらには古川が1Qで3本目となる3Pシュートを成功させ良い流れの中で得点を重ねる。2Qに入り、得点が停滞する時間帯があったものの、今度は田代がその流れを一変させた。自らの得点、味方へのアシストだけではく、リバウンド争いにも積極的に参加し、ディフェンスでも相手からオフェンスチャージングを奪うなど攻守で躍動する。2Qのスコアこそ2点リードされたものの、前半を42-34で終えた。
　後半に入ると、島根は好調の古川や田代に対するディフェンスの強度を上げ、キングスのアウトサイドをシャットアウトする。しかし、アイラやハッサンが積極的にリングへアタックし続け、島根のディフェンスをこじ開けた。キングスペースでゲームが進み迎えた最終Q、開始から津山が2本連続で3Pシュートを決め、ゲームの主導権をがっちり掴むことに成功する。試合終盤には、岸本がアイラ、ハッサンへ2本続けてアシストパスを成功させ、勝利を確実なものにした。

　本日の試合結果により、レギュラーシーズンの西地区2位以上が確定となり「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2017-18」の出場が決定しました。8チームが出場できるCHAMPIONSHIP、昨シーズンはリーグ最終戦で出場権を手にすることができたが、今回はリーグ一番乗りで出場権を獲得。次なる目標はCHAMPIONSHIPのホーム開催権を獲得することです。そのためにも、残り試合で勝利を積み重ね、一歩ずつ自分たちで手に入れるしかありません。今後も厳しい戦いが待ち受けています。試練に立ち向かうキングスと共に明日も一緒に戦いましょう！
 

＃12 ハッサン 20PTS 16RBD 4STL 2BS
＃51 古川 17PTS 
＃24 田代 11PTS 6RBD 3AST
＃14 岸本 5AST