【試合レポート】32得点を挙げた岸本がチームを逆転勝利へ導く!
昨日の試合で追いつくことができなくとも、明日へ繋がると信じ最後までプレーし続けたキングスの執念が実った一戦となった。
立ち上がりからキングスの気迫あるディフェンスで川崎のシュートシーンを何度も防ぐ。川崎の絶対的エース#22ファジーカスを完璧に抑えることはできなくとも、その他の選手に対し昨日よりディフェンスのギアを高め、24秒バイオレーションを奪うなど「チーム」で川崎のオフェンスを耐え凌いだ。後半が始まり追う立場のキングスは、キャプテン岸本が自らのプレーでチームを牽引する。3Qで放った3Pシュート4本全て成功させ、アシストでも2回の得点を演出するなど、チームの逆転に大きく貢献する。勢いは4Q開始まで続き、田代の3Pシュート、再び岸本が素早いドライブからレイアップを決め、キングスが10点をリードする。しかし、ここから川崎の反撃は始まりキングスの得点を止める間、ファジーカスを中心に猛攻を仕掛ける。残り40秒を切った場面、川崎4点リードで後がないキングスは、岸本にボールを託し望みをつなぐ。劣勢に立たされても岸本は動じず、1点差に迫る3Pシュート、さらには延長戦へつなぐ3本のフリースロー全てを成功させた。一度は川崎に勝利が傾きかけたところから這い上がり、会場内のボルテージも最高潮に達した。会場全体が揺れるほどの大声援の中、キングス選手たちは再びコートに立った。延長戦に入っても岸本、チーム全体の勢いは衰えをみせるどころか川崎を凌駕する。岸本の7得点を筆頭に、3P、2P、フリースロー全てのシュートを成功させ猛追する川崎を振り切り逆転勝利をおさめた。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 11 | 17 | 24 | 15 | 12 | 79 |
川崎ブレイブサンダース | 17 | 17 | 13 | 20 | 10 | 77 |
#14 岸本 32PTS 4AST 2STL
#12 ハッサン 21PTS 11RBD 3AST
#51 古川 10PTS 4RBD