【試合レポート】逆襲に燃える三河捉えきれず、キングス敗戦
中地区、西地区のチャンピオン同士の対決となった昨日の試合は、互いのプライドが激突する好ゲームが展開された。三河の追い上げにも負けず、キングスが最後まで押し切った形で勝利を収めた。しかし、「連敗」しない強さがある三河の修正力に対して、昨日のように強い気持ちで戦えるかどうかに注目が集まった。
逆襲に燃える三河は、昨日からスタートメンバーを3名変更。オフェンスも#32桜木を主体としたポストプレーを起点にインサイド、アウトサイドから攻める。一方のキングスは、アイラと田代がディフェンスとの駆け引きから、ドライブや3Pシュートを放ち応戦する。またディフェンス面でも、ハッサンが2Qだけで3本のシュートブロックを成功させるなど、互角の戦いを見せる。29対30と、互いのディフェンスが機能し続け前半を終える。
しかし後半が始まるとゲームの展開が急変する。キングスは早い時間帯でチームファウルが重なり、さらにはオフェンスでも放つシュートがことごとくリングに弾かれ、なかなかリズムに乗ることができない。三河はその隙を見逃さず着実に得点を重ね、後半が始まって3-26とゲームの主導権を掴む。それでも3Q終盤には、岸本がファウルを受けながら3Pシュートを決め、4点プレーでなんとか踏みとどまった。20点を追いかけるキングスは、ゾーンディフェンスに切り替え三河のオフェンスを止める。その間、田代のジャンパー、岸本のフローターで8-0と一気に点差を詰め寄ることに成功する。しかし、三河は早々にタイムアウトを要求し、再び冷静なプレーで得点を重ね出す。その後、両チームの点差は大きく変わることない均衡した展開が続く。終盤にはハッサンが連続で得点をあげたものの、大きく離された点差を追いつくことができず、54対69で敗戦。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
琉球ゴールデンキングス | 17 | 12 | 7 | 18 | 54 |
シーホース三河 | 18 | 12 | 26 | 13 | 69 |
#24 田代 12PTS 4RBD
#12 ハッサン 12PTS 12RBD 3BS
#14 岸本 10PTS 4AST
#33 アイラ 10PTS
#30 ヒルトン 8PTS 8RBD