新戦力躍動!危機的状況を乗り越え勝利を掴む
新チームとなって初めての公式戦は、大会前からエアーズ、ブラウンの不在もあり、限られた人数の中で戦わなければならなかった。さらに試合中に田代が、西宮のバーンズから受けた悪質なアンスポーツマンライクファウルにより、負傷退場する緊急事態に陥った。それでも、残されたメンバーは、自分たちが目指すバスケットをコート上で体現しようと全力でプレーを続ける。
その中でも、新たに加わった選手たちの活躍が一際輝いていた。スコットは、インサイドの支配力を高めただけでなく、ファストブレイクのシュチュエーションでも前線を走るなど、コートを縦横無尽に駆け巡った。フリースローを含む全てのシュートを成功させ(FG 7/7, FT 11/11)、チームハイの25得点11リバウンドで新生キングスの大黒柱として存在感を示した。
日本人ビックマンとしてコートに立った寒竹は、インサイドに固執せずアウトサイドからの3本の3Pシュートを成功させチームに貢献した。
橋本は持ち味であるアグレッシブなディフェンスで相手のガードへパスミスを誘発させ、オフェンスでも状況に応じたシュートを放ち得点を挙げた。コート上はもちろんベンチでも常に仲間を鼓舞し続けた。
3年ぶりにキングスへ復帰した並里は、ボールをプッシュし続けアップテンポな展開へ持ち込み、切れ味鋭いドライブでオフェンスパターンをいくつも創り出した。
今日の試合は、新戦力の活躍だけではなく、昨シーズンから佐々HCの下でプレーする選手たちにも攻守において新たな一面が見られ、今後の戦いに期待を持たせる内容となった。
1Q 2Q 3Q 4Q
琉球 15 36 25 25 | 101
西宮 11 19 9 14 | 53
#40 スコット 25PTS 11RBD 4AST 4BS
#14 岸本 16PTS 4AST 3STL
#11 須田 12PTS 2AST
#21 寒竹 11PTS 5RBD
# 1 橋本 10PTS 4RBD 3AST
# 3 並里 6RBD 8AST