勝負への執念を見せて、EARLY CUP優勝!
大阪との決勝戦でキングスはピンチに立たされても焦らず気持ちを切らさなかった。1Q途中、大阪に11連続得点を許し逆転されるが、岸本が2本続けてシュートを成功させて反撃を開始する。外国籍選手と帰化選手の高さで優位に立つ大阪に対しても、サイズの不利を弾き飛ばすゾーンディフェンスで失点を最小限に抑えた。ゴール下のスコットを起点に、全選手が状況に応じたパスやシュートを放ち得点を重ねる。ゲーム終盤、石崎がベテランらしい味のあるプレーを見せ、寒竹は流れを呼び込む3Pシュートを決めるなど、大阪の追随を振り切った。
この試合は、キングスの「ボール」に対する執念が大阪を勝っていた。相手のオフェンスを何度も止めた超一流ディフェンダーの須田は、リバウンド争いにも加わり日本人最多の5本をマークした。並里は、ゲームメイクと得点の活躍だけではなく、ルーズボールを最後まで追いかけるなど泥臭いプレーでチームに勢いを与えた。ベンチ入り僅か9選手という厳しい状況の中、各選手がチームを勝利へ導くために全力を尽くしたことで、昨シーズンに続き、キングスがEARLY CUP 2018 KANSAIを優勝で飾った。
また、EARLY CUP 2018 KANSAI のMVPにはCUP戦で大活躍のジョシュ・スコット選手が選ばれた。
1Q 2Q 3Q 4Q
琉球 20 22 14 23 | 79
大阪 19 11 15 17 | 62
#40 スコット 19PTS 12RBD 3AST
# 0 石崎 15PTS 5RBD
#14 岸本 13PTS 4RBD 3AST
# 3 並里 10PTS 4AST