キングス、 国際大会初優勝!
アジアの強豪クラブの中国・広州ロングライオンズとの決勝戦は、チームの総合力で戦ったキングスが85対76で勝利を手にしました。試合開始序盤から古川選手が美しい弧を描いたシュートを4本決め、インサイドではスコット選手とエアーズ選手が果敢に攻めて得点を重ねました。そして今シーズンさらに進化したチームディフェンスが効いて、1Qで21対13とリードを奪いました。
しかし試合中盤になるとこの試合最多40得点のライオンズの得点源であるカイル・フォッグ選手が、俊敏さとシュート力、テクニックに溢れた変幻自在の個人技で 猛攻を始めました。20cm近くも身長差がある並里選手がフォッグ選手に対してディフェンスをし、攻撃では素晴らしいバスケットボールセンスとテクニックでブラウン選手の強烈ダンクにつながるパス、そしてライオンズが一瞬気を抜いた隙に素早くゴールへドライブしてレイアップ、さらにライオンズの高さをかわしての技ありシュートに歓声があがりました。
そして、最終Qの試合残り時間5分まで接戦だった試合に終止符を打ったのがこの試合MVPに輝いた岸本選手でした。お互い硬いディフェンスで膠着状態の戦いを岸本選手の3ポイントシュートが打破し、さらに試合残り2分では試合を決める3ポイントシュートを沈めました。
ライオンズはフォッグ選手に頼った戦いを展開し、キングスはチーム全員がそれぞれの役割を果たす戦い方で主導権を握り、キングス初の国際大会優勝トロフィーを手に入れました。
1Q 2Q 3Q 4Q
琉球 21 20 19 25 | 85
GLL 13 23 22 18 | 76
#14 岸本 21PTS 2AST
#40 スコット 21PTS 16RBD
#33 ブラウン 11PTS 4AST
#12 エアーズ 11PTS 7RBD
# 3 並里 8PTS 5AST 5RBD