公益財団オリオンビール奨学財団へ寄付金贈呈
琉球ゴールデンキングスは、このような社会情勢の中において経済的な影響を受けている学生を支援させていただきたく、この度、公益財団法人オリオンビール奨学財団へ寄付金を贈呈しました。
この財団は、経済的な理由で修学が困難な学生等に対して、返済義務のない奨学金を給付する奨学事業を行っています。活動内容に賛同し、今回のキングスからの寄付金は、沖縄県内の高校生の大学進学を支援する奨学金として活用されます。
キングスは、「沖縄をもっと元気に!」という企業ミッションを遂行するために、私たち自身が頑張ることは当たり前ですが、沖縄の未来を担うことになる学生たちの就学はとても大切なことの1つだと考えます。キングスが少しでも県内学生の皆さまの手助けになればと願っております。
誰もが先行きの不安を持っている今だからこそ、様々な取り組みを通して沖縄に貢献していけるよう活動してまいります。
嘉手苅義男 オリオンビール奨学財団 理事長
沖縄県の子ども達を取り巻く経済環境は大変厳しい状況です。そのような中で、本事業が沖縄の未来を作る子ども達の健やかなる成長と、地域社会の発展に貢献するような人材育成につながればと思います。この度、バスケットボールの普及を通して、地域社会の人材育成へ貢献をされている琉球ゴールデンキングスさんにご賛同いただいた事は、本財団として素晴らしい機会となりました。今後も地域社会と連携を取り、沖縄の子ども達の未来を応援していきたいと思います。
早瀬京鋳 オリオンビール株式会社 代表取締役社長
本日は、オリオンビールが初めて寄付をいただく歴史的な日であり、とても感激しています。昨年度よりCSR室を設置し「首里城」「環境」「産業」「教育」の4つの柱で活動してまいりました。その中でもオリオン奨学財団は、最も力を入れて活動しており、この度、琉球ゴールデンキングスの木村社長からもご賛同いただきました。オリオンビールのミッションは「人を、場を、世界を、笑顔に。」としており、キングスの「沖縄をもっと元気に!」の企業ミッションが重なり、沖縄の将来を担う若者をサポートできればと思います。今回は、小さな一歩ですが、未来に大きな差となる一歩だと思っています。
木村達郎 沖縄バスケットボール株式会社 代表取締役社長
現在は、プロスポーツチーム経営にとっては非常に厳しい事業環境ですが、苦しいのは我々だけではありません。沖縄が元気な時に「沖縄をもっと元気に!」と言っているだけのキングスではだめです。このような時だからこそ、スポーツを通じてはもちろんですが、バスケットボールコートの外でも、沖縄へ勇気や希望を届けたいと強く願っています。
#3 並里成 選手(沖縄県出身)
自分も高校を卒業した時に、スラムダンク奨学金の第1期生としてアメリカへバスケットボール留学をしました。その当時は、将来もわからない中、素晴らしい経験や異国の学問に触れ、希望や目標を持つことができたことを覚えています。今の子ども達にも、このオリオン奨学財団の活動を知ってもらい、将来に向けて目標をもって歩んで欲しいと思います。また、沖縄県に住んでいる皆さんだからこそ、沖縄に恩返しをするために、挑戦できる時にはこのような取り組みを活用して欲しいと思っています。