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【結果】満身創痍のキングス、全員で勝ち取った8連勝![10/28]

 キングスは、広島サンプラザホールで行われた広島ドラゴンフライズとのアウェー戦を74対72で勝利し、連勝を8に伸ばしました。
 #1船生誠也選手、#7ナナ― ダニエル弾選手、#13ドウェイン・エバンス選手、#41キム・ティリ選手を怪我で欠く非常に厳しい状況で試合に挑みました。試合開始早々、広島の攻撃がいきなり襲いかかり失点が重なり、20対8でリードを許します。しかし、キングスはハードなディフェンスを続けて、広島の勢いをスローダウンさせると、#14岸本隆一選手、#88牧隼利選手、#30今村佳太選手らが次々とシュートを決めます。前半はキングスが終始広島を追いかける展開が続き苦しみながらも、36対38の1ゴール差で前半を折り返します。
 後半に入ると#3並里選手のシュートで同点に追いき、さらに#32満原優樹選手の速攻、#24田代直希選手の3Pシュートも決まり、逆にキングスが主導権を握ります。キングスは、外国籍選手が#45ジャック・クーリー選手1人という厳しい状況を、#24田代選手、#30今村選手、#32満原選手、#88牧選手らが体を張り激しくディフェンスします。外国籍選手とのフィジカルで激しいぶつかり合いで、#24田代選手や#30今村選手がコート上にうずくまったまま立ち上がれないヒヤッとする場面もありました。しかし、闘志むき出しのキングスの選手たちは、何度も立ち上がり戦い続けます。
 試合終盤になっても接戦は続き、試合時間残り1分を切って、#3並里選手がルーズボールを奪い、広島のディフェンスの僅かなほころびをついたドライブからのレイアップで得点を挙げて残り時間26.6秒で71対69とします。次のディフェンスを守り切ったキングスは#24田代選手がフリースローを1本決めて残り9.1秒で72対69とします。勝負あったかと思われた状況で、広島#1トーマス・ケネディー選手が値千金の3Pシュートを決めて、72対72の同点となります。残り4.7秒でボールを託された#3並里が度胸満点の落ち着き払ったプレーで劇的勝利となる鳥肌もののブザービーターを決め、激戦を制しました。
 連戦中の怪我人続出で、まさに満身創痍の状況をはねのけ、全員の力で8連勝を手に入れました。そして今夜はその中でも、#3並里選手がひときわ輝きを放っていました。
 次節は11月7日(土)18:05より、東の強豪、川崎ブレイブサンダースのとどろきアリーナへ乗り込んでの対戦です。
 キングスは、負傷中の選手の復帰も期待されます。皆さま、バスケットLIVEから是非キングスを応援してください!宜しくお願いします。

   1Q 2Q 3Q 4Q
琉球 15 21  18 20 74
広島 20 18  18 16 72

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