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GOLD STANDARD. Vol.6 #30 今村選手 インタビュー


 普段では聞くことのできない、コーチや選手の考え方、プロ選手としての思いなどをお届けする“GOLD STANDARD”。本シリーズは、現場での苦闘や華やかな舞台の裏で積み上げてきた経験、これから思い描く己のバスケットボール理念やキングスについて、皆さまにご紹介していきます。Vol.6は、#30今村選手です。生まれ育った新潟からの初めての移籍で沖縄を選び、キングスの一員として今シーズンより活動します。今村選手のルーツやこれからのプロ選手としての覚悟に迫ります。


沖縄に来て。
 生まれてからこれまで生活の拠点は地元の新潟県で、初めて生まれ育った地元新潟を離れて生活しています。その中でも環境が特殊な沖縄を選んだのは、バスケットボール選手としてより高みを目指すことのでき環境だと感じ、来る覚悟を決めました。
 キングスの先輩方がすごく気にかけてくれて、新しい土地での不安を感じることなくバスケットボールに非常に専念できています。#3並里選手や#32満原選手にはよくご飯に誘ってくださりありがたく感じています。その中でも驚いたのが、今シーズン一緒に加入した#1船生選手。初めて会った翌日の練習後にご飯に誘っていただいたのですが、ご飯を食べ終わった後にゴルフレンジで打ちっ放し、さらにその後にプールでの水泳まで連れて行ってくれて、初対面とか関係ない接し方に嬉しくなりました。


キングスで活動してみて。
 練習に参加して、キングスの中に入って「バスケットボールが好きな人たちが集まっている場所」だと改めて感じました。個々の求めているものが高く、必然的にバスケットボールへ真摯に向き合っているように思います。そういう環境は素晴らしいですし、周りの熱に負けてられないと日々思えるほど良い刺激をもらえています。チームスタッフの方々も、それぞれの方が「その選手のために」や「キングスのために」という強い意志をもってトレーニングやワークアウトを支えてくれていて、自分のモチベーションにもなっています。
 このオフシーズンでは、ディフェンスの意識と気持ちが大きく変化しました。これまでのディフェンスより「一歩前に出る」「よりコンタクトする」など、相手のオフェンスに対して嫌なプレーがいかにできるか。ディフェンスの意識レベルでの変化は、今シーズンキングスの目指す「日本一ハードワークするチーム」に着実に近づいている感触があります。さらに、自身の弱点でもある守りの面は1番伸びるポイントだと思っていますし、もっと上のレベルでプレーするためには不可欠な要素だと自覚しています。
 求められることが高ければ高いほどやりがいを感じます。藤田ヘッドコーチからプレーの起点となることを求められています。すなわち自分のプレーから攻撃が始まることが多くなるので、5人で戦うチームとして連動性を高めたいです。自信はもちろんありますし、皆さまに期待していて欲しい部分です。

今村佳太のルーツ。
 小学校から中学校まで思うように身長が伸びずガードポジションでプレーしていて、大きい選手に対抗しようと身につけたのがアウトサイドシュートでした。高校入学時の身長が172cm前後で高校三年生の頃には187cmまで成長。身長が伸びるにつれインサイドへポジション変更していくことが多いのですが、高校の監督は自分をフォワードとして指導してくれ、それが今のプレースタイルの基盤になったと思います。今では「今村はシューター」と周りが称してくれることがありますが、その言葉を聞くたびに「シューターか?」と思ってしまいます。自分の意識の中ではシューターよりは、点を取りに行く「スコアラー」や、ガードとして培った「プレーメーカー」としての自己認識の方が高く、あくまでアウトサイドシュートは点を取る一つの手段だと考えています。
 藤田ヘッドコーチの目指す全員で攻めるバスケットボールスタイルは、自分がフィットできそうなバスケットボールだと思いますし、自分のやりたいと思えるスタイルでもあります。藤田ヘッドコーチと話をしている時に「すべてのプレーがチームの為にあれば良い」という一言は、自分には非常に刺さりました。というのも、大学時代にチームメイトとの目標の差を感じセルフィッシュなプレーに走った時期がありました。その時に恩師の田巻信吾 監督(新潟経営大学)に「チームのために自分を活かせ」と言われた言葉と重なり、自分の根底にあるプレースタイルはチームのためにプレーすることだと再認識しました。チームのためにプレーすることで、結果的には自分のためにもなるという良い循環が生まれます。全ての物事に通ずる事のように感じます。

プロ選手として。
 プロ選手として3シーズン目となります。プロ1年目の時は、プロバスケットボール選手として全然自覚が足りてなかったです。自分が過ちを犯した時に、自分の思っている以上に多くの人に支えられていると感じましたし、支えてくださる、応援してくださる多くの方へ貢献できる選手になれるよう、一つずつ積み上げていきたいと考えています。
 新潟に所属している時、傘下のバスケットボールスクールに週1回は顔をだして子ども達と接していました。将来の夢としてプロ選手がより現実的になってきた子ども達へ自分ができる事は、こういう選手になりたいと思ってもらえるように活動する事だと改めて思いました。プロ選手の顔ぶれを見ると、ほとんどが、どこかのタイミングでエリートの道へ進んでいる選手ばかりで、地方出身でプロ選手になれた自分だからこそ伝えられる事は多くあると思います。
 今、世の中は本当に苦しい状況だと思います。バスケットボールに限らず、様々なチャンスを失った方がいると思いますし、自分がその立場になったと思うと堪え難いと思います。スポーツをしている子ども達は、目標がなくなってしまった喪失感と感情を、どこにも打つける事ができないもどかしさがあると思います。そういう時こそ元気を届けられるように全力でプレーしたい。そして、苦しい時ですけど自分たちのプレーを見て前を向いてくれる方が一人でもいることが、自分たちの存在意義だと思っています。
 今まで多くの人に支えられてきました。これからは多くの人に元気や感動を届けていきたいと思います。そして今シーズンからキングスの一員として活動するので、1日でも早く顔を覚えてもらえるよう、コート内外問わず全力でプレーしたいと思います。
 応援よろしくお願いします。



 

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