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GOLD STANDARD. Vol.3 #24 田代選手 インタビュー

 普段では聞くことのできない、コーチや選手の考え方、プロ選手としての思いなどをお届けする“GOLD STANDARD”。本シリーズは、現場での苦闘や華やかな舞台の裏で積み上げてきた経験、これから思い描く己のバスケットボール理念やキングスについて、皆さまにご紹介していきます。
 Vol.3は、#24田代選手です。2シーズン目のキャプテンとして、そしてキングス在籍5年目の一選手としての変わらぬ思いをご紹介します。


キングスのチームカルチャー。
 2019-20シーズン、様々な事態にもチームとして向き合い最善の結果で終われた事は、改めて素晴らしいと思います。ただし、「このままではダメだ」と感じさせられるシーズンでもありました。常々プロフェッショナルとしてより高みを目指すことができると感じています。その一方、各選手間にゲームや練習にかける意識の温度差があり、自分も含めてですが、集団としての意識が落ちているような気がしていました。
 例えば、練習に挑む姿勢は人それぞれで、前日の課題を振り返り日々成長を求め個人ワークアウトで予習復習を行い、万全の状態で練習に挑む人。反対に、こなすように練習へ参加しチーム練習という括りで「単なる練習」になってしまっている人。そのような意識の差というのは決して良いものではないですし、改善したい点です。
 キングスに入団した頃、練習会場の体育館に到着すると既にワークアウトに励んでいる選手がいて、2時間前から準備して練習に入ることもざらにありました。金城選手(現 仙台)、マクヘンリー選手(現 信州)などのベテラン選手がそのような意識や姿勢で1つの練習へ挑んでいました。その背中を見てきたからこそ、そのようなキングスのカルチャーを取り戻したい気持ちもありますし、プロとしてあるべき集団の姿だと思っています。

新戦力の存在。
 新しくキングスに加入した今村選手と船生選手は、戦力以外の部分でもチームを上に押し上げてくれる存在だと思っています。今村選手は一度だけ代表合宿で一緒に練習したことがあります。1番声を出しますし、休憩の合間に一人でシューティングするような、バスケットボールに真摯に向き合うことのできる選手だと感じました。もちろんプレー面でのプラスは言うまでもありませんが、自分自身とバスケットボールに向き合うことのできる姿勢というのはこのチームに必要な存在だと思います。
 船生選手とは同級生で、高校生の時は一試合で40~50得点するような誰も止められない選手でした。ずっと目立ち続けるわけではありませんが、攻守の両面で突如として存在感を出すような相手にとって嫌な存在。いい意味で誰もできないような気持ち悪いステップでリングにアタックしてディフェンスを翻弄しますし、難しいプレーを平然とやってのけるセンスが抜群のプレーヤーです。船生選手とは大学の頃はよく一緒にお酒も飲みにいったりした仲で、契約リリースの前に電話がかかってきて少し話をしました。「ここ数年結果を残せていない。新天地でバスケットにより向き合いたい。」と言っていて、並々ならぬ決意でキングスへ来ると思いますから、一緒にプレーするのが今から楽しみです。


若手選手のバスケットボールへの姿勢。

 そして、牧選手とナナー選手のような若い力や勢いも当然大事なピースになると思っています。牧選手は色々な面でトライして失敗を重ねて経験を積むことで、すぐに次のステップへ上がれます。能力があるプレーヤーですから、経験値の差が埋まればどこのチームでもやっていける素晴らしい選手になると思います。大学時代にキャプテンをやっていた経験はキングスに好影響を及ぼしています。昨シーズンも何人かに声をかけて集まって話をしたりしていて「こいつやるなぁ」と思いました。いい意味でルーキーらしくない所はキャプテンの自分としてはありがたい存在です。
 ナナー選手は見た通りそのままですね。すごく温かい人柄で人を惹きつける人間。チームに一人いるのと、いないのとでは大きな差になる重要な存在だと思っています。もちろん牧選手同様にストイックな面とバスケットボールへの向き合う姿勢は見習うべき点であり、そのような姿勢を見ると必然的に他の人も練習やトレーニングの取り組み方に変化が生まれると思います。

変わらない意志。
 Bリーグが開幕した2016-17シーズンに入団して以来、自分の芯にある思いや意志がブレたことはないです。性格上、口で言っている事と行動が伴わないことが大嫌いで、できない事は口にしないようにしています。だからこそ何も言わず行動で示したいですし、口ではなく姿勢でチームを引っ張り続けたいです。すでに述べたように、キングスのカルチャーを取り戻し再構築することで、試合前後はもちろん練習の時からプロの集団としての雰囲気を作り出せると思います。「誰がキャプテンで、どのような発言をしたから」とか、「ヘッドコーチが厳しく叱咤しているから」とか、そんな次元から脱却してチームの意志の底上げができ、同じ方向へ向かうことのできる結束の強いチームになれることを確信しています。
 プロ選手として根底にあるのは、キングスの試合を見てくれた方が「明日も頑張ろう」や「感動した」「興奮した」などポジティブな感情を抱いてくれるよう全力でプレーする事。そのためにもファンの前で全力のプレーを体現する力を練習や見えないところで準備する。それが、自分が入団した時からこのチームの芯として強く根付く意志であり、ファンや応援してくださる方々と共に歩んできたからこその、変えてはいけないキングスの大事なカルチャー。そのカルチャーをキャプテンとして築き直し、さらに強いものに育んでいきます。

 

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